本当はこの日は山口集落まで行く予定でしたが、大糸線の時刻表とにらめっこして、中山峠を越えた根知集落までで断念。根知駅から南小谷への電車は2時間に1本なのです。少し時間に余裕ができたので、姫川沿いのフォッサマグナパークで枕状溶岩や糸魚川ー静岡構造線の断層露頭を見学。なぜこの厳しい塩の道が拓かれたのか、地学的な面から見てみるのも面白いかもしれませんね。
これから何回かに分けて、昔の人たちの生活と密接に関わってきた日本のロングトレイル、塩の道歩きをレポートしたいと思います。
※塩の道の歩く際には、トレッキングシューズや雨具など山歩きの装備をしましょう。
※ハチやクマなどに遭遇する可能性もあるので、対策は怠りなく。
※山道だけでなく、一般道も通るので車に注意。人里では挨拶も忘れずに。
「小谷 塩の道の会」
参加費:1000円(保険代込、集合場所の小谷村役場までの交通費などは実費負担)
問い合わせ先:小谷村観光連盟 0261-82-2233
http://www.vill.otari.nagano.jp/kanko/index.html
文・写真/村岡利恵
元女性誌編集者。都会育ちのアウトドア初心者なのに15年小谷村に移住。hutte muu muuとしても活動開始。