この「一撃Hatchet」を見たとき、以前コスタリカで見た「蛮刀」を思い出した。柄が短くて、刃が長い。刃の厚さは薄くて、持つと軽い。現地のネイチャーガイドさんは、山道を歩きながらヤブを払うのに使っていた。刃が薄くて軽いから、振り下ろしやすいのだろう。倒木の裏に毒蛇が隠れていないか探ってみる、なんていうときにも使っていた。今調べてみると、スペイン語で「machete(マチェテ)」(山刀)といい、中南米で一般的に使われている刃物のようだ。
「一撃Hatchet」も、柄が短く、刃が長くて、薄い(柄:14cm、刃長:24cm、刃厚0.25cm)。マチェテと違うのは、刃が2つついていること。先端側半分は鋭角の刃がついていて、ヤブ払いに適している。根元側半分は鈍角の刃がついていて、薪割りに適している。マチェテと鉈のいいとこどりをしたような作りとなっている。ちなみに「machete」をスペイン語辞典で調べてみると、「カンニングペーパー」(アルゼンチン、コロンビア)、「有能な人、力持ち」(ベネズエラ)などの意味もある。「困ったときの切り札」のようなニュアンスだろうか。「一撃Hatchet」があなたの切り札となりますように。
22,000円
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進化形鉈「一撃Hatchet」
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