星がよりきれいに見える冬空の楽しみ方とは
「冬が星空観察に向いているのは、空気が澄んでいることもありますが、夜が早く訪れるので、いきなり星空が現われること。長時間、楽しめるんです」
そう話すのは、星に詳しいキャンプの達人、SAMさん。
おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオン、オリオン座のベテルギウスを結ぶ“冬の大三角形”、ぎょしゃ座のカペラ、オリオン座のリゲルなどの6つの一等星を結ぶ“冬のダイヤモンド”もあり、派手というか、わかりやすい美しさなのだ。
「事前の知識は必要ありません。大切なのはじっくり観察すること。星空ってきれいだなぁ、と思うだけで十分。それには防寒対策は重要です。今日みたいにアウトドアこたつもいいし、ポータブル電源+電気毛布+コットの組み合わせもアリです。空の色の変化を楽しんだり、流れ星を見つけたり、自分なりの発見をしてほしいですね」
星のソムリエ®の資格を持つキャンプの達人!SAMさん。アウトドアライター、日本オートキャンプ協会インストラクター、星のソムリエ®など幅広く活躍。キャンプブロガーの元祖といわれる。
SAMさんオススメの星空観察道具
星空観察に最適の専用ライト
ビクセン/
天体観測用ライトSG-L02
目の暗順応への影響を抑えつつ、視認性の良い電球色LEDを採用。電球色は3~42ルーメン、赤色は約0.28~7.62ルーメン。
問い合わせ先 ビクセンカスタマーサポート 04(2969)0222
顔の保温にオススメ!
SotoLabo/
アジャスタブルマスク(Lサイズ)
表地には強靭なシェル、内側に抗ウイルス効果が期待できる素材や、DRYで蒸れにくい素材などを採用。防寒対策にもなる。
問い合わせ先 SotoLabo http://sotolabo.com/
軽量コンパクトで
使いやすい
ビクセン/
双眼鏡コールマン
H6×21WP(フォレスト)
防水仕様で視界も明るく、野外での使用にオススメ。重さ約210g、高さ9㎝ほどとコンパクト。気軽に持ち歩ける。
問い合わせ先 ビクセンカスタマーサポート 04(2969)0222
バッテリー&電気毛布もアリ!
大容量のポータブル電源と電気毛布を組み合わせて、コットに寝転んで星空を眺めるのもオススメだ。
豆炭が熱源なので、どこでも使える!
SO9/
アウトドア豆炭こたつ
電源不要の組み立て式のこたつ。燃焼時間は約15~20時間。ほかにコンパクトな『ソロこたつ』もある。こたつ布団は別売り。
燃焼器に豆炭を入れ、こたつにセットすればOK。燃焼器は別売り。
問い合わせ先 SO9 https://so9-store.com/
星雲・星団など淡い天体の観測に!
ビクセン/
天体望遠鏡ポルタⅡ
R130Sf
抜群の剛性と安定性と、簡単な操作で直感的に扱え、入門モデルとして最適。集光力に優れる口径130㎜の反射式鏡筒を搭載。
問い合わせ先 ビクセンカスタマーサポート 04(2969)0222
(BE-PAL 2021年3月号より)