「キャンプといえばキャンプ飯が楽しみ!」そんな方も多いですが、その一方で「いやいや、うちはカップ麺派」という方も少なくありません。ソロキャンプや登山メシの友といえば、代表選手にあがるのがカップヌードルです。
大自然の中で味わうカップヌードルは最高ですよね!ただ、独特の原色のパッケージが自然の中でやたらと浮いて気になりませんか?今回はそんなパッケージをかっこよく隠せるカップヌードル専用レザーカバーの作り方を紹介します。
特別感が出るので、キャンプや登山の時のみならず、べランピングや公園などでのお外ごはんにもおすすめ。
針や糸を使わず、使う道具も少なく済むので、レザークラフト初心者さんにも挑戦しやすいです。
材料・道具
- カップヌードルの容器
- 革(1mm厚)(30cm×15cm)
- 革紐(80cm)
- ハサミ
- ポンチ(革紐が通る大きさの穴が開けられるもの)
- 銀ペン(ボールペンで代用可)
- 革包丁(カッターで代用可)
- トコノール(あれば)
作り方
まずは型紙を作ります。作りたいものと同じ大きさのカップヌードルの容器を用意します。
油がついているので、洗剤でよく洗って乾かしておいてください。
カップヌードルの容器を切り開き、平らにします。
容器の下から1cm程度のところをカットします。この商品では赤い線に沿って切り落とします。
これで型紙ができました。
作った型紙に合わせ、革に銀ペンで印をつけます。
銀ペンは革細工用のペンで、黒や茶色などの暗い色でもよく目立ち、消しゴムで消せます。もしお持ちでない場合はボールペンで代用しても構いません。
銀ペンで印をつけたところを革包丁で革をカットします。
今回は1mmの薄い革なので、革包丁をお持ちでない場合はカッターや断ちバサミで代用できます。
革の裏側と断面にトコノールを塗り、革の毛羽立ちをおさえます。
トコノールがなければ省略しても構いません。
革に模様を入れたい場合は、この段階で入れます。
刻印を打つ、革用の絵の具で描く、ハンダゴテで描く、革に使えるスタンプを使う、シルクスクリーンで模様を入れる、部分的に穴を開けて模様を作るなどなど、お好みの方法で装飾してください。
端にポンチで等間隔に6つ穴を開けます。片側が終わったら、反対側の端にも同様に穴を開けます。今回は直径4mmの穴を開けました。
ポンチは100円ショップでも購入可能な手打ちポンチでも構いませんが、ロータリーポンチを使えば大きな音を出さずに綺麗な穴が開けられます。アパートやマンションなど音が気になる場合でも使えて便利です。
開けた穴に靴紐と同じ要領で革紐を通して、結べば完成です。
蝶々結びがかわいらしすぎる…という場合は、ループエンドを使ったり、ロープワークを駆使したりと、お好みでアレンジを楽しんでくださいね。
さっそく公園で使ってみました
さっそくカップヌードルに作ったカバーをかぶせ、近所の公園に持っていってランチを楽しんでみました。水筒にお湯を入れて持っていき、公園でカップラーメンにそそいで3分待つだけのお手軽ランチです。
たったそれだけなのに、オリジナルギアがあるだけでとてもスタイリッシュ。特別感があります。
お気に入りのギアで外ごはんを楽しもう
別にあってもなくてもいい存在、カップヌードルカバー。でもひとつあると、カップヌードルのようななんでもないアイテムでも、特別感を演出してくれます。
色違いを作ってみたり、同じ要領でカップ入りのお菓子のケースを作ってみたり、オリジナルエンブレムを作ってみたりと、いろいろ遊んでみてください。