ポリ袋に入れて加熱するだけ!しっとりチキンチャーシュー
ポリ袋は、キャンプに限らず、日常生活でも欠かせないキッチン用品のひとつですね。災害時にも様々なシーンで活用できるポリ袋は、防災グッズのひとつとして常備している方も多いのではないでしょうか。
調理用の、耐熱効果のあるポリ袋は、災害時だけでなくキャンプや自宅での湯煎調理グッズとしても利用できます。ポリ袋を使用することで、洗い物などが少なくなり、時短調理できるという利点もあります。
しっとり食感が美味しいチキンチャーシューも、ポリ袋に入れて湯煎するだけで手軽に作ることができます。簡単ヘルシーキャンプレシピとして、ぜひご活用ください。
材料(2人前)
鶏胸肉 1枚(350gほど)
卵 お好みで
<下味調味料>
醤油 大さじ2
料理酒 大さじ1
みりん 大さじ1
砂糖 大さじ1/2
米酢 大さじ1/2
にんにくチューブ 少々
事前準備
鶏胸肉の両面にフォークなどで穴を開けます。
穴を開けることで、タレの味が染み込みやすくなります。
下味調味料を1〜2分ほど沸騰させて、アルコールをとばします。ポコポコと沸騰する程度の火力に調整して、作業しましょう。
煮汁をよく冷まし、鶏肉と一緒にポリ袋の中に入れます。
ポリ袋は、耐熱温度120度C程度のものを使用しましょう。耐熱温度が100度Cの保存袋やポリ袋は、加熱中に溶けてしまう危険性があるので注意しましょう。今回は湯煎調理に適した、「アイラップ」という商品を使用しました。
煮汁に漬け込む時間は、半日〜1日程度です。キャンプ場に持って行って加熱する場合は、事前準備としてここまでの作業を自宅で行っておくと現地での作業がスムーズです。
作り方
鍋に湯を沸かし、ザルを入れて、漬け込んでおいた鶏肉を入れます。鶏肉は、あらかじめ常温に15分ほど出しておいたものを湯煎しましょう。
肉が湯から出ないように湯量を調整して、弱火で15分加熱をします。
今回は、途中で卵を入れてゆで卵も作りました。卵は、7分間茹でたら湯の中から引き上げ、冷水でしっかり冷やし、殻をむきます。
15分加熱したチキンチャーシューは、冷めるまで湯の中に入れておきます。熱いうちに湯から引き上げると、鶏肉がパサパサした食感になってしまうので注意しましょう。ゆっくり冷ますことで、脂の少ない鶏胸肉もしっとり仕上がって、ヘルシーなチキンチャーシューが完成します。
冷めた鶏肉は薄切りにします。中までしっかり味を染み込ませたい方は、タレに漬け込んだまま半日ほど置いても美味しいです。タレの中に、ゆで卵を入れて漬け込むと煮卵風に仕上がります。
冷蔵で3日ほど日持ちがするので、様々なお料理に利用できますよ。
チキンチャーシューは、麺類のトッピングとして利用したり、タレと共にご飯の上に盛り付けて丼にしても美味しく食べられます。一緒に作ったゆで卵に、チャーシューのタレをかけて食べても美味しいです。
キャンプでもポリ袋湯煎料理を楽しもう
キャンプでもポリ袋は、食事用の器や、ゴミ袋、食材の保存などに利用できる、キッチン用品です。アウトドアの際に非常時を想定した料理の練習として、ご家族や仲間達と、ポリ袋湯煎料理をキャンプで楽しむのも良いですね。
事前準備さえしてしまえば、湯煎にかけることで、料理が完成するので手間いらずです。ポリ袋を利用したレシピは様々ありますが、日常生活の中で時短調理法としても活用できるので、ぜひお試しください。