手軽に完全食!”味噌玉”と”ポリッジ”を持って出かけよう!
山やキャンプに『ポリッジ』取り入れてみませんか?
ポリッジ(porridge)とは、イギリスやアメリカなどで、主に朝食として食べられているオートミールを柔らかく煮たお粥のことをいいます。日本でよく見かけるオートミールは、オーツを蒸して食べやすく平らに加工した”クイックロールドオーツ”という種類のオートミールですが、このタイプのオートミールが苦手な方も多いようですね。
和食にも合うオートミールがあります!
オートミールのなかでも、オーツ麦のもみ殻だけを取り除いたオーツ麦の挽き割り”スティールカットオーツ”がおすすめです。プチプチっとした食感やつぶつぶ感が和のテイストにもよく合います。今回は、味噌玉を使って作るポリッジレシピを紹介します。
【スティールカットオーツポリッジのレシピ】
前回、”スティールカットオーツ”で作るフルーツを使った『甘いポリッジ』のレシピを紹介しました。その際には、鍋で作る方法を紹介しています。
鍋で作る場合の詳しいレシピは、こちらの記事を参考にしてください。
今回は、手軽に炊飯器を使って作る方法を紹介します。
※炊飯器は「おかゆモード」が設定できるものを使用しています。
炊飯器で炊く場合は、水加減に注意が必要です。水の量を間違えると吹きこぼれる可能性があるので、くれぐれも注意してください。水の量はオートミール1に対して水4の割合です。3合炊きの炊飯器で340gのポリッジが作れます。
【材料】
・スティールカットオーツ 1合
・水 4カップ
・塩 少々
【レシピ】
(1)スティールカットオーツは軽く洗い、ひと晩浸水します。
(2)(1)の水を捨て炊飯ジャーへ移し、水4カップを注ぎます。
(3)おかゆモードで炊きます。炊き上がりは水っぽいですが、冷めると固まります。
(4)炊きあがったポリッジは、冷めたら小分けにして冷凍保存しておくと便利です。
【味噌玉のレシピ】
【材料】
・好みの味噌(米味噌、豆味噌、白味噌など)
・好みのだし(昆布、やさいだしなど)
・おすすめの具(わかめ、おぼろ昆布、干し野菜、ねぎ、梅干し、麩、海苔など)水分が出ないもの。
・ラップフィルム
【レシピ】
(1)好みの味噌に好みのだしを混ぜ合わせます。一人分で味噌の量はだいたい10g~です。
(2)味噌とだしを混ぜ、具を適量加えてラップを使って丸めれば味噌玉のできあがりです。
※一人分の味噌玉の分量は、適量よりも少し多めに作っておくのがおすすめです。その日のコンディションによって味が薄く感じたり、濃く感じたりするため。
ここでは、3種類の味噌玉を作りました。
1:米味噌(赤)は、野菜だし+ねぎ+白ごま
2:豆味噌には、昆布だし+ねぎ+麩
3:白味噌には、おぼろ昆布+黒ゴマ+ねぎ
3種類あると、どれにしようかな?と選ぶ楽しさがあったり、ちょっと小腹がすいたとき用の味噌汁として、仲間へおすそ分けにできたりといろいろ使えます。味噌玉を数種類持って行く!はおすすめです。
【味噌玉ポリッジレシピ】
(1)シェラカップにポリッジを入れほぐします。
(2)(1)に豆乳もしくは熱湯を注いでポリッジを温めます。
(3)味噌玉を入れたらできあがりです。
味噌玉は一気に崩さず徐々に溶かしながら、豆乳やお湯をちょっとずつ注ぎ食べるのもおすすめです。味噌が残ったら最後は味噌汁として。
『ポリッジ×ドライフード』でも
”味噌玉ポリッジ”いかがでしたか?最近では、無添加のドライフードなども見かけるようになりました。ポリッジにドライフードという組み合わせもいいですね。ポリッジ自体に味はないのでアレンジも自由自在です。高たんぱく・低カロリー・低GI食品でアスリートにも人気のポリッジは、不足しがちなカルシウム、鉄分、食物繊維も豊富に含まれています。アウトドアのごはんリストに“ポリッジ”メニューも加えてみてはいかがですか?