キャンプにはまればはまるほど、ついつい増えていくキャンプ道具。皆様はどのように収納していますか?
我が家ではテントやアウトドア用の家具に比べて、手が出しやすいので、コッヘルやバーナーなどのキッチン周りのこまごまとした道具が増えてしまいました。
そこで、ギアを飾ってある棚の上と、台所の2か所をカインズで販売されているKumimokuというキットを使用して、見せる収納をDIYしたので、ご紹介したいと思います。
Kumimokuとは?
Kumimokuとは、カインズから販売されているDIYキットです。ネジを使わずに、パズルのように組み合わせて使用できる棚や箱などのキット。塗装用のステインやアンティーク調のフック、蝶番などのパーツが販売されています。
今回DIYした場所
我が家では、自宅でもスキレットや鉄のフライパンなどのキャンプ道具を、普段の調理に使用しています。スキレットやフライパンは重ねても収納出来ますが、調理の時にわざわざ上にあるものをどけなければいけないことや、収納に場所をとってしまっているのが気になっていました。
そこで、台所の壁にDIYでスキレットやフライパンを吊り下げる収納をつくることにしました。
もう一か所はキャンプ道具を並べてある棚の上です。道具が乱雑に並んでいたので、棚の上にもう一つ小さな棚を作ることにしました。
壁に吊り下げる収納の作成
材料と道具
・木材 板材を1枚
板材は自宅にあった材を使用しました。
・Kumimoku フック 適量
・ハケ
・Kumimoku ステインカラーズ 200ml(メープル色)
・電動ドリルもしくはプラスドライバー
手順
板にハケでステインを塗ります。
1度塗りでしっかりと色がつきました。もっとはっきりとした色がお好みならば、2度塗り、3度塗りを行なって色を重ねてくださいね。
水性のステインは、屋外で使う道具の着色にはおすすめはできません。雨で色が流れてしまう可能性があるからです。今回のように屋内で使うのならば、匂いもなく、手についてしまっても石鹸で洗うだけで簡単に落とすことができるのでおすすめです。
スキレットや鉄なべを引っ掛けることができる間隔をとって、フックを取り付けます。フックがまっすぐになっていることを確認しながら、電動ドリルを使ってボルトを締めましょう。
板にボルトが固定出来たら、板を壁に固定します。スキレットや鉄のフライパンなど、重量があるものを吊り下げるので、ビスを左右3本ずつ使用して、しっかりと固定しました。
壁に直接板を打ち付けるので、賃貸住宅に住んでいる方は必ず大家さんの許可をとってから行なってくださいね。
できあがり
壁に吊り下げることで、ごちゃごちゃと重なっていた調理器具がスッキリと収納ができました!
小さな棚の作成
材料と道具
・ハケ
・Kumimoku ステインカラーズ 200ml(メープル色)
・Kumimoku くさびラックセット 支柱ダブル3段
くさびラックセットは組み立てがとても簡単です。ボルトを使用せず、くさびをはめ込むだけで組み立てができます。セットだけの販売ではなく、バラでもパーツを購入できます。組み合わせ次第で様々な大きさのラックを手軽に作ることができるので、DIY初心者の方におすすめです。
・先がゴム製のハンマー
くさびを打ち込むのに使用します。
手順
くさびラックセット支柱ダブル3段のパーツを確認してみましょう。穴が10個開いている2枚あるものが縦板、大きめで3枚あるものが横板になります。他にはくさびが12個、転倒防止用のL字パーツがひとつ付属しています。
仮組みしてみましょう。組み立てるのに手間が全くかかりません。縦板の穴に横板の突起を差し込みます。
横板の突起にある穴にくさびをはめ込めば、縦板と横板が固定されます。
くさびをはめ込むときは方向だけ注意してください。くさびの直角になっている面が内側に来るようにはめ込みます。
あっという間に棚の形になりました。一度ばらしてステインで着色します。
パーツは無垢の材なので、ステインの色が良くのります。
着色が終わったら再度組みなおします。くさびを上からゴム製のハンマーで叩いて、外れないように固定しましょう。
ステインを塗って乾かす時間を入れても、30分ほどで棚が出来上がりました!
机の上の道具を棚に並べてみる
乱雑に置いてあったので、見栄えが悪く、取り出しにくかった道具が……、
棚に並べることで、スッキリと収納出来ました!
さいごに
カインズのKumimokuのキットは手軽にDIYにチャレンジできます!特に、くさびキットは気に入らなければバラして、違う形に組みなおすこともできるので、DIY初心者の方におすすめです。Kumimokuのコーナーには様々なパーツがあるので、眺めているだけでも楽しくなりますよ。皆様もKumimokuを使って、DIYにチャレンジしてみてくださいね。