『手作りピーナッツバター』で楽しむ!お手軽モーニング
“ピーナッツバター”はアウトドア料理の調味料にオススメ!
キャンプにピーナッツバターがあると、なにかと重宝します。例えば、ピーナッツバターをたっぷり塗ったパンにフルーツなどをのせるだけで素敵な朝食に。飲み物には、カップの底にピーナッツバターを「ぽてっ」と落として、コーヒーなどを注げばピーナッツバタードリンクのできあがりです。ほかにも、ランチでは麺に和えたり、スープに加えてアジアンテイストにしてみたり、夕食にはBBQソースやディップに加えたりと、ピーナッツバターはアウトドアで万能に使える調味料になるんです。
もちろん市販のピーナッツバターもよいですが、ピーナッツバターは簡単に手作りすることができます。自分で作ったピーナッツバターを使ってとなれば、美味しさもひとしおですね!ここでは失敗なく美味しいピーナッツバターを作るコツも紹介します。
ピーナッツバターはピーナッツをミキサーに入れて回すだけ!
ピーナッツバターの作り方はとても簡単です。ミキサーやフードプロセッサー、ブレンダーに入れてガーっと回すだけでできちゃいます。美味しく作るためのポイントは3つ。
(1)ピーナッツの粒が変色しているものは取り除く
(2)粒をローストする
(3)薄皮を入れる
では、作っていきましょう。
【ピーナッツバターのレシピ】
【材料】
・落花生(ピーナッツ) 400g
・塩(天然塩) 少々
【必要な道具】
・保存する容器
・ミキサー、ブレンダー、フードプロセッサーなど
※ここではブレンダーを使用しています。
※時間はかかりますが、すり鉢でも作ることができます。
・スパチュラ
【レシピ】
・下準備
今回は殻付きの落花生で作りました。
(1)まずは、殻を剥きます。これが一番手間のかかる作業です。殻を剥いて、薄皮も剥く。
(2)美味しいピーナッツバターを作るための一つめのポイントが粒の選別です。粒の色が変色しているものはこの時点で取り除きます。
(3)選別したピーナッツをフライパンで乾煎り(ロースト)します。これが美味しく仕上げるポイント二つめ。ピーナッツを乾煎りすると格段に香り高いピーナッツバターに仕上がります。
(4)薄皮を入れます。これがポイント三つめ。薄皮は入れる分量によって苦みがプラスされます。この時は、全体の1/3ほどの薄皮をブレンドしました。
(5)時間にして5分ほどで段々とペースト状になります。とろりとしてきたらできあがりです。
薄皮は捨てずに好みの量をブレンドしよう!
薄皮を入れる割合でピーナッツバターの仕上がりに違いが生まれます。自分好みの苦み、渋みに薄皮の量を細かくブレンドできるのも自家製ピーナッツバターを作る楽しさのひとつです。
【ピ―ナッツバターのオープンサンドのレシピ】
【材料】
・好みのパン(ここではライ麦パン)
・バナナ、いちごなど(好みのフルーツ)
・メープルシロップ
・塩 少々(好みで)
(1)パンにピーナッツバターをたっぷり塗ります。
(2)ピーナッツバターの上にフルーツを盛り付けて、メープルシロップをかければできあがりです。
ピーナッツバターコーヒーのレシピ
【材料】
・ピーナッツバター
・コーヒー
・豆乳など好みのミルク
(1)カップの底に好みの量のピーナッツバターを入れます。
(2)コーヒーをゆっくり注ぎピーナッツバターを溶かします。豆乳や好みのミルク、甘味料を加えます。
前回、ピーナッツバターを使ったメニュー『ピーナッツバターのクリームフォンデュ』のレシピを紹介しています。ご興味あればこちらからご覧ください。
“手作りバター”でアウトドアの食事を豊かに
『ピーナッツバターを手作りしてキャンプに出かけよう!』いかがでしたか?ピーナッツバターはアウトドア料理で万能に使える調味料になります。紹介したように作り方もとても簡単です。”手作りのよさ”をぜひキャンプで味わってみてください。これを機にアウトドアで”自家製ピーナッツバター”デビューしてみませんか?