クルマ旅で一生に1度は行ってみたい!道の駅がすぐそばにある観光地5選
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    2021.04.10

    クルマ旅で一生に1度は行ってみたい!道の駅がすぐそばにある観光地5選

    私が書きました!
    アウトドアライター
    斎藤純平
    キャンプに関する記事を中心に執筆しているアウトドアライター。趣味はキャンプ・国内旅行・バイク・スキューバダイビング。温泉や神社を巡るのも好きで、そこそこ詳しい自信あり。どこにも定住しない自由気ままな生活を目指すため、ライターとして活動している。

    近くに道の駅がある有名観光地をピックアップ

    出雲大社も近くに道の駅がある観光スポット。のちほどご紹介します。

    長期にわたることも多い車中泊旅において、道の駅はとてもありがたい存在です。

    綺麗に整備された駐車場、24時間利用可能なトイレ、地元産の食品やお土産を販売している物産コーナー。

    運転による疲れを癒すスポットとして、これ以上に便利な場所はありません。

    また全国に散らばる観光地のなかには、ごく近い距離に道の駅がある場所も存在します。

    今回はそのなかでもとくに有名な観光地を5か所ピックアップしました。今後の車中泊旅の計画にお役立てください。

    草津温泉

    草津温泉のシンボル「湯畑(ゆばたけ)」。

    日本三名泉のひとつとして知られる草津温泉。群馬県内屈指の観光地であるとともに、温泉好きであれば一生に1度は訪れたい温泉の聖地です。

    温泉旅館や大型の入浴施設、無料で利用できる共同浴場や足湯などが点在し、至る場所で効能たっぷりの湯を堪能できます。

    なかでも草津温泉のシンボルである湯畑は、一見の価値あり。地中から湧き出る温泉が木製のレーンを流れてゆき、最後には滝となってすべり落ちる様子は圧巻です。

    そして夜になると湯畑全体がライトアップされ、あたり一帯は幻想的な雰囲気で満たされます。

    夜の湯畑。湯気に光があたる様子はなんとも幻想的。

    温泉好きにとっての夢の国、草津温泉にもっとも近い道の駅は「道の駅 草津運動茶屋公園」。草津温泉から約1.6kmの距離にあります。

    名物は舞茸の旨味がよくきいた「舞茸ひもかわうどん」。まるで帯のようなうどんの食感がクセになる一品です。

    伊豆半島

    伊豆半島の夕日スポット「黄金崎(こがねざき)」。

    伊豆半島は静岡県が誇る一大観光地。半島全体が観光資源に恵まれている土地であり、至る所に魅力的なスポットが存在します。

    自然が作り出した造形美「ジオサイト」で地球のエネルギーを感じるもよし。スキューバダイビングでカラフルなウミウシに癒されるもよし。

    1日だけではまったく時間が足りないほど、伊豆半島ではさまざまな体験が待っています。

    伊豆の海には可愛らしいウミウシがたくさんいます。

    そんな自然の神秘で満たされた伊豆にも、各地に道の駅が存在します。

    「道の駅 伊東マリンタウン」もその1つ。日本有数の温泉地、伊東の中心街にほど近い場所にそれはあります。

    数多くの飲食店にくわえて海を見渡せる入浴施設まで備えており、立派な観光スポットとして成立している道の駅です。

    白川郷

    白川郷といえばこの景色が有名です。

    日本の原風景が残る白川郷には「合掌造り」の家屋が点在し、その特徴的な三角屋根の下では、いまも現地の住民が生活をしています。

    見学可能な家屋もいくつかあり、そのなかでひときわ立派なのが「和田家」です。

    初めて見るはずなのに、なぜかノスタルジックな気持ちにさせてくれる空間がそこにあります。

    また白川郷のなかには立ち寄り入浴が可能な温泉施設「天然温泉 白川郷の湯」があり、露天風呂からは季節ごとに色あいを変える景観を楽しめます。

    紅葉の時期の眺めは格別です。

    白川郷観光の中心地にあります。

    白川郷の集落を見てまわり、温泉を堪能したあとは、そこから3kmほど離れた場所にある「道の駅 白川郷」でひと休み。

    ここでは白川郷ならではのお土産や地酒が手に入ります。そして道の駅に併設する「合掌ミュージアム」もまた面白い施設です。

    移築した本物の合掌造りの家屋から、間近でその構造を学ぶことができます。

    出雲大社

    かなり広い敷地を持つ出雲大社。

    出雲大社は島根県を代表する観光スポットの1つ。縁結び祈願の場として、全国でもっとも人気がある神社です。

    出雲大社のシンボルといえば、神楽殿正面に吊り下げられた大しめ縄。

    長さ13m、重さ5t以上もある巨大なしめ縄で、真下から見るとその存在感に圧倒されてしまいます。

    神楽殿後方の本殿にまつられているのは、「だいこくさま」の呼び名で知られる大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)。

    国づくりの神話で知られている神です。

    奥に見えているのが本殿です。

    また、大国主大神といえば「因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)」の神話も有名です。

    出雲大社からおよそ150km離れた地点にある白兎海岸がその神話の舞台。白兎海岸は恋人の聖地に認定されており、カップルの方々も多く訪れる場所です。

    そして白兎海岸のすぐ近くに白兎をまつる神社「白兎神社(はくとじんじゃ)」、それとほぼ同じ場所に「道の駅 神話の里白うさぎ」があります。

    出雲大社から少し遠い場所ですが、ぜひ立ち寄ってほしい観光スポットです。

    淡路島

    淡路島の人気観光スポット「あわじ花さじき」。

    「国生み神話」が示す日本誕生の地、淡路島。兵庫県に属し、瀬戸内海に浮かぶ大きな島です。

    日本最古の歴史書である古事記にて、伊弉諾尊(イザナギノミコト)と伊弉冉尊(イザナミノミコト)が日本を作ったとき、最初に生まれたのがこの淡路島であると記されています。

    淡路島にある観光スポットのなかでとくに人気なのが、あわじ花さじきです。春には視界いっぱいに菜の花が咲き、遠くに望む海とのコントラストを楽しめます。

    グルメに関しても、四方を海に囲まれているため海鮮料理が美味しいことで有名です。新鮮で種類豊富な海の幸を、淡路島の各地で味わうことができます。

    淡路島へ車で行く方法は2通り。徳島県から「大鳴門橋」を渡るか、兵庫県から「明石海峡大橋」を渡るかのいずれかを選択します。

    下から見た明石海峡大橋。

    そのどちらも淡路島側に位置しているのが素晴らしいところ。

    淡路島観光の始まりと終わりの両方で利用できます。

    道の駅はルール・マナーをしっかり守って利用しよう

    夕日が綺麗な沖縄県の「道の駅 許田」。

    道の駅が近くにある有名観光地をご紹介しましたが、その道の駅での車中泊を推奨するものではありません。

    というのも、道の駅はあくまでドライバーや同乗者の休憩、情報収集、買い物、飲食などを目的とした施設です。

    多くの道の駅では車中泊を禁止にはしていないものの、「車中泊を目的とした利用」は基本的にNGとしています。

    しかし休憩目的と車中泊目的の明確な線引きが難しいため、車中泊をしてもとがめられることが少ないというのが現状です。

    そのため道の駅で車中泊をするにしても、その場所ごとに定められているルールを守ることはもちろん、ほかの利用者の迷惑にならないためにマナーの徹底を怠らないように心がけましょう。

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