「Let’s Talk About Environment!」をモットーに活動する環境オープンコミュニティ「Spiral Club」と、奥渋のBook Café Bar「BAG ONE」の共催で「地球を考える2WEEKS」を4月14日まで開催中!
『Spiral Week』は、『Let’s talk about environment!(環境について話そう!)』をモットーに活動するオープン・コミュニティ「Spiral Club」と、サステナビリティとカルチャー関連の書籍を扱う、奥渋のBook Café Bar「BAG ONE」が、4月22日のアースデイを目前に、トークやワークショップなど、様々なイベントを通して、地球に関する会話のきっかけを作り出す2週間。
自然写真家・高砂淳二さんと「グレート・ジャーニー」の関野吉晴さん初の対談「サステナブル・アース・トーク 地球に生きるー」や、服部文祥さんのトークイベント「野生に帰る」、 2019年のダボス会議で共同議長を務めた香川県上勝町のゴミ0活動家・坂野晶さん(一般社団法人ゼロ・ウェイスト・ジャパン)✖️小野リリアンさん(環境活動家&モデル)の「ゼロウエイスト・トーク」(ゴミゼロの意味)、環境保護NPO「350.org」が発行する気候アクションのガイドブック『クライメート・レジスタンス・ハンドブック』の刊行記念トークなど、環境問題に意識が高い若い人たちが興味を持ちそうなコンテンツが目白押しだ。他にも、誰でも「Spiral Club」のメンバーと一緒に、環境に関するさまざまな話ができるオープン・ミーティング、子供向けのワークショップなど、盛りだくさんの2週間。
今回のイベントを企画したのは、「Spiral Club」のメンバーのMOEGIとNEZUちゃん。ふたりは、「『Spiral Club』の特徴は、シリアスで重い空気になりがちな環境問題の会話を、クリエイティブで前向きなアイディアに昇華する明るさと楽しさで、正しい情報を知って自分で行動できるようにすること」だと語る。
「BAG ONE」のスタッフとのミーティングを重ねて、14日間に15のイベントをブッキングした。ふたり以外のスパイラル・メンバーも、仕事の合間にLINEで情報をシェアしながら、それぞれの得意な方法でサポート。まさに、デジタル・ネイティブ世代のワークスタイルである。
ちなみに、ふたりが環境問題に関心を持ったきっかけは、それぞれ異なる。MOEGIは、大学で環境と文化のゼミを取っていたが、1年間休学してバックパッカーとしてファームステイを経験。「東京出身で自然のある生活を経験してこなかったから、手付かずの自然をはじめて目の当たりにしたとき、『この景色を残していきたい』と思ったことをきっかけに、気候変動のためアクションを起こすことを決意し、環境NGOに参加した。その環境NGOのボランティアの仲間たちが立ち上げたのが「Spiral Club」というわけだ。
一方、NEZUちゃんは、10年ほど前から写真の仕事をしていたが、震災をきっかけに、食の問題や人間の生き方について考えるようになり、ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ さんの本『懐かしい未来 ラダックから学ぶ』を読んで感銘を受け、「ジュレー・ラダック」というNGOに参加。そのNGOが参加するイベントでメンバーと出会って、「Spiral Club」に参加した。
今回のイベントの、探検家の関野吉晴さんと自然写真家の高砂淳二さんのトークショーも、元々はNEZUちゃんが関野さんのトークを聞きに行った帰りにみんなでカレーを食べた時に知り合って、今回の対談をオファーしたら実現したという。そのフットワークの軽さも、「Spiral Club」らしい。
4月1日のオープニング・パーティーには、環境に関心の高い仲間たちが集まって、思い思いのテーマで語り合い、笑顔でいっぱいの「Spiral Week」がスタートした。環境問題に関して考えていることをシェアしたい人は、会期中、「BAG ONE」に行って、話の合う友だちを作ってみては?
イベントはリモート配信で会場にいらっしゃれない方も参加可能。詳細は↓をご覧ください。
「Spiral Club」 HPは、
http://spiral-club.com/spiral-week/
「BAG ONE」 HPは、
https://bagone.jp
Text 尾崎 靖
Photo ねづちゃん、おじゃぴー(Spiral Club )