メカにめっぽう弱いです。パソコンも基本的なことしかできないし、テレビの設定やDVDレコーダーの設定も苦手。
使っているiPhoneも、60%ぐらいしか機能を発揮できていないのではないかなと思います。
それでもやっぱりメカ的なものに憧れがありまして、今回はカシオから新しく発売された「WSD-F10」をチェックしてみたわけであります。
でも、申し上げました通り、メカにめっぽう弱いため、小誌カメラマンでもあります、小倉雄一郎さんに使い方を伝授していただきました!
第5回は、最新アウトドアウォッチ・カシオの「WSD-F10」です。
この時計は、ウェアラブル端末と呼ばれる、身につけて持ち歩くことができる情報端末です。アンドロイドが搭載されているので、スマートフォンと連携して使うことができます。
ほかのウェアラブル端末と何が違うかというと、腕時計メーカーらしく、時計の性能を満たしたうえで、プラスアルファの機能を備えているということ。
トレッキング、サイクリング、フィッシングの3つのアクティビティを対象としてつくられていて、もともとカシオは、G-SHOCKやPRO TREKを手掛けてきただけあって、アウトドアシーンに特化した機能も満載。
水辺や雨天時でも使える5気圧防水構造、太陽の下でも視認しやすいようにモノクロ液晶とカラー液晶を重ねた二重構造のディスプレイ、グローブ着用時でも操作ボタンを使いやすくするために、サイズを大きくし、滑り止め加工まで施してあります。
それでは、いくつか機能をご紹介します!
まずは、アンドロイド搭載のスマートフォンを準備。
Google Playで「Android Wear」を検索して、インストールからスタート。時計とスマートフォンを連携させて操作を始めます。
行動中の経過時間や移動速度・距離、気圧変動など、リアルタイムに変化する情報を常時表示。
計測値の傾向などから状況を判断し、的確な行動に役立てることができます。
これらの設定は、すべてスマートフォンのアプリ内でできるので、時計を見ながら、細かな設定をしなくてもOK。
高価な買い物ではありますが、これだけの機能がついているのなら、やっぱり使ってみたい…。いままで何となく遊んでいたアクティビティがもっと楽しくなるに決まっている!
7月って、ボーナスでしたよね。
そうだ、そうだ。次のボーナスは奮発して、この時計を買うしかないのだ!
■製品情報
カシオ/WSD-F10
価格:70,000円(税別)
カラー:グリーン、オレンジ、ブラック、レッド
重さ:約 93 g(バンド含む)
本体サイズ:約 61.7X 56.4X15.7 mm (ボディ部分の縦×横×厚さ)
OS:Android Wear™
ディスプレイ:1.32インチ 2層構造/カラーTFT液晶+モノクロ液晶/カラー 320 X 300 ピクセル
防水性能:5気圧
無線:Bluetooth® V4.1 (Low Energy 対応)/Wi-Fi (IEEE 802.11b/g/n)
http://wsd.casio.com/jp/ja/
お買い物中毒者=中山夏美(ザオウ)
ライター。BE-PAL編集部所属。「山と芸能」が得意分野。趣味は漫画を読むこと。給料のほとんどをフェスやライブ、舞台などのエンタメに使う。夏フェスへの出没率高め。
撮影=小倉雄一郎