いつかはキャンピングカーを手に入れたい……そう思っている人も多いことだろう。今回ご紹介するのは、軽自動車をベースに架装したキャンピングカー。ベース車の定番はHonda『N-VAN』やスズキ『エブリイ』、ダイハツ『アトレー』などが定番だ。軽なので車両価格に加え、維持費も安く抑えられるのが嬉しいところ。また、細い道でも走りやすい。オン・オフ兼用で使えるのも大きな利点だ。
「岡山デニム」の採用でカジュアルな雰囲気に
OKA MOTORS/Miniature Cruise Denim
岡モータース/ミニチュアクルーズ デニム
価格:190万円〜(予価/春発売予定)
●ベース車両:スズキ『エブリイ』
●就寝定員:2人
●全長×全幅×全高:3,395×1,475×1,895mm
問い合わせ先 岡モータース 087(865)5588
昨年話題を集めた「新型ミニチュアクルーズ」にデニムバージョンが追加。セカンドシートとベッドマットに採用されるデニムは、世界に知られる「岡山・児島デニム」。衣類の生地とは異なり、難燃で擦れにくく色移りしない特殊な加工が施されている。そんな深みのあるインディゴに合わせ、家具類は品のある木目材を採用。キャビネット内に有孔ボードを配し、アイアン素材のフックやポールも備わる。
「富士ヒノキ」を使ったぬくもりのインテリア
MISHIMA DAIHATSU/Quokka
三島ダイハツ/クオッカ
価格:199万9000円〜
●ベース車両:ダイハツ『ハイゼットトラック パネルバン』
●就寝定員:2人
●全長×全幅×全高:3,395×1,475×1,940mm
問い合わせ先 三島ダイハツ 055(987)9133
ベース車両は配達などに使われるダイハツ「パネルバン」。無骨な見た目だが車内に、ビルダーの地元静岡産の富士ヒノキをふんだんに使いロッジのような雰囲気に仕立て上げた。コンパクトながらも居住性は抜群。標準装備の4つの木箱とテーブルを組み合わせることで、リビングモードやベッドモード、外に運んでテーブルにと、さまざまな使い方ができる技ありの設計だ。ワーケーションができそうだ。
快適にくつろげるギミックが満載
WHITE HOUSE/N-VAN COMPO Style-one
ホワイトハウス/N-VAN コンポ スタイルワン
価格:281万4000円〜
●ベース車両:Honda『N-VAN』
●就寝定員:2人
●全長×全幅×全高:3,395×1,475×1,945mm
問い合わせ先 ホワイトハウス 0561(37)5336
樹脂製のオリジナル素材を多用することで、シンプルかつスタイリッシュな空間に仕上がる。サイドから囲い込むように上部棚が設置され、中央には電子レンジが格納される。左側のキャビネットには蛇口が備わり、中央の跳ね上げ式シンクと合わせて使えるほか、外部シャワーやアウトドアシンクと組み合わせての使用も可能。最後部のパネルには網戸やマルチバッグ、テーブルが備わる。
(BE-PAL 2021年4月号より)