山でのアウトドア活動においてライトとスマートフォンは重要なライフラインであり、電源の確保も必須項目。そんな状況に心強いアイテムが、先日発表されたゴールゼロの「トーチ500」だ。LEDライトでありながらソーラーパネルとモバイルバッテリー機能を搭載した多機能ぶりとスマートな形状で、キャンパーの必携アイテムになる予感だ。
国連やアメリカ政府も認めるゴールゼロの新製品
「コスパ抜群」とキャンパーに評判のゴールゼロのライト。トーチ500を製造するゴールゼロは、2008年にアメリカのユタ州で誕生。その商品は国連の物資調達機関やアメリカの政府災害対策機関にも採用され、携帯用ソーラーバッテリーのパイオニアとして名を馳せる企業だ。キャンパーの間では、比較的安価ながら高い性能と個性的なデザインが魅力のライトメーカーとして信頼をおかれている。
ゴールゼロ「トーチ500」¥2,255今回発表されたトーチ500は、大光量のライトにソーラーパネルを搭載し、リチウムイオン電池を内蔵したマルチライト。W 22.4×D 5.6×H 11.4 cm、重量363gとスリムな形状に加え、多機能ながらそのひとつ一つの性能の高さはさすがゴールゼロといったところ。下記でその詳細をじっくり紹介する。
多機能かつ高性能!あらゆる事態に対応するマルチライト
2箇所に吊り下げ用ハンガーを備え、テントやタープなどへの設置も容易。LEDライトは、商品名のとおり全点灯で最大500ルーメンの大光量で、まさに松明のような明るさだ。さらに、狭い範囲を照らすスポットライトに周囲を明るく照らすフラッドライトと、それぞれ300ルーメンで点灯する2箇所の発光部を備えている。同時点灯も可能で、明るさも3段階で調整機能ができるなど周囲の状況や作業にあわせてバッテリーの浪費なく点灯できる。
扱いやすいサイズ感と強い光で夕暮れ以降の細かい作業時に最適。内蔵するリチウムイオン電池は18.7Wh(3.6V 5200mA)で、ライトを弱モードにすれば最大50時間の点灯が可能だ。USB からの充電時間は約4時間。LEDインジケータでバッテリー残量を確認できるので、計画的に利用できる点もポイントだ。
卓上で縦置きも可能。光量を調整して適度な明るさで照らせる。内蔵ソーラーパネルは最大1.2Wの単結晶シリコン型を採用し、太陽が出ていればどこでも充電が可能なので補助電源や緊急時用として心強い。太陽光だけで充電をしようとすると23〜46時間ほどかかってしまうが、別売り商品「Nomad 10ソーラーパネル」などを利用して4〜6時間にすることも可能。状況に合った効率的な利用ができる点でも優秀だ。
ソーラーパネル充電を活用すれば長期の滞在時も心強い。USBポートは出力用のAポートにケーブルをつなぎスマートフォンをはじめとするあらゆるデジタル機器への充電ができる。出力している最中もライトは使用可能。「一つの機能を使うと他の機能が使えない!」という煩わしさもなく、どんなシーンでも機能を駆使できる点も頼もしいところだ。
アウトドア用はもちろんのこと、災害への備えとして一つ身の回りに備えておくのもおすすめのアイテムだ。
商品概要
ゴールゼロ「トーチ500」
価格:¥ 8,580
サイズ:W 22.4×D 5.6×H 11.4 cm
重量:363g
推奨使用温度域:0~40℃
バッテリー:リチウムイオン電池(NMC) 18.7Wh(3.6V、5,200mAh)
連続使用時間:2~50時間
商品ページ
https://www.ask-corp.jp/products/goal-zero/accessory/torch-500.html