リモートワークや、休日も身近な場所で過ごす機会が増えた今。キャンプやトレッキングなど、長距離の移動を伴うお出かけを我慢している人もいるのでは?
いろいろな事情があるとはいえ、遠出や遊びを制限するのは、やはり寂しいもの。そんな気分を和らげてくれる“泊まれるシアター”があると聞いて、行ってきました!
東京・両国駅から徒歩圏内でグランピング気分
私鉄やJRなどが3沿線乗り入れている両国駅から、歩いて5〜10分。大通りから程近くの閑静な住宅街に“泊まれるシアター”のTheater Zzz(シアター・ズィー)はあります。
ここは、2019年にオープン。CINEMA(映画)×HOTEL(ホテル)×TEA(お茶)がテーマの施設です。ドアを開けると、フロント兼カフェスペースがあり、その奥にシネマ兼宿泊スペースというつくり。
宿泊は、その場でゴロリ。個室のないホテル
ユニークなのが、宿泊はできるけれど個室やベッドはなく、シネマ内に吊るされた布製のテントが宿泊空間になるところ。
昼間はここで、寝そべったりお茶をいただいたりしながら映画を観たり、おしゃべりをたのしんだり。眠くなったらテントの幕を閉じ、専用マットレスと寝袋をレンタルして眠ります。Theater Zzzをプロデュースした、空間プロデューサーで一級建築士のバオ・イーシャンさん曰く、イメージしたのは「室内のグランピング」。
「Theater Zzzを始め、私は空間をつくるうえで、そこにある時間を提供したいと考えています。私自身、キャンプが好きなのですが、キャンプって豊かな時間を自然と共に過ごせますよね。Theater Zzzでグランピングとお茶を取り入れたのは、そこにあるほっとする時間や、違う世界へ連れて行ってくれる要素を取り入れたかったからです(バオさん)」
シネマ内は最大18名まで宿泊でき、テントをつなげての複数人での利用や、貸し切り利用も可能。家族や気心知れた人たちと、プライベートな時間を過ごすこともできます。
また、近頃ではリモートワーク用のコワーキングスペースとしても人気なのだとか。wi-fiも電源も完備されているので、テントの中で集中してお仕事を済ませ、ゴロリと一休み……なんていうことも。
本当は、フィールドでのびのび過ごしたいこの季節。その日まで、こんな都心のオアシスで逃避行してみては?
【施設概要】
Theater Zzz
TEL:03-6456-1435
住所:東京都墨田区石原1丁目18−7 セントラルマンション 1F
https://theaterzzz.com/
お茶のサブスクリプションサービス「恋する茶する」
4月21日からは、茂木雅世さんが監修するTheater Zzzで提供しているお茶「CHASURU(チャスル)」を、自宅にお届けするサブスクリプションサービスも開始。自宅で過ごす時間が増える中で、おいしいお茶を、自分のライフスタイルに合ったペースとブレンドで味わえると好評なのだとか。
【サービス概要】
まずはインターネットもしくはTheater Zzz店頭で、ライフスタイルに合う茶葉を6つの中から「お茶診断」。そこに、好きなお花とドライフルーツを組み合わせます。
このサブスクでは、好きなお茶3種類、お花ブレンド2袋、果物ブレンド2袋の7袋入りが1セット。毎月1セット・7袋(月額¥2,200)、毎月2セット・14袋(月額¥3,520)、毎月3セット・28袋(月額¥5,280)を届ける、3つのコースから選べます。