1年でもっともお茶がおいしく味わえる季節
突然ですが、1年で一番おいしい日本茶のシーズンはいつごろかご存じですか? 実は、この4月から5月にかけてとされています。理由は新しい茶葉ができ、緑茶の旬を味わうのにぴったりな季節だからです。
今回は、そんな旬の日本茶を淹れるのに便利なお茶の道具たちを紹介します。アウトドアや庭キャンプ、べランピングでお茶を淹れる際にも役立ちますので参考にしてみてください。
便利道具1: 茶しゃじ
まさしく茶葉をすくうための道具。現在は茶缶の中に納められるようにコンパクトなミニサイズが数多く出ています。
一般的な茶しゃじは、1すくいで1回分の茶葉がすくえるようになっています。磁石付きで茶缶に付けられるものもあり、茶缶と一緒に収納することで、アウトドアで紛失しにくくなり大変便利です。
便利道具2:茶こし
今回ご紹介する茶こしは、アウトドアでよく使用されているシェラカップサイズに合わせたステンレス製の茶こしです。
こちらはメッシュ部分も非常に細かく、茶葉専用の茶こしメッシュとなっています。また、シェラカップに合わせた形状とすることで、アウトドアでおいしく茶葉の日本茶を淹れることもできます。
便利道具3:茶缶
お茶は水分、日の光、高温に弱い(酸化しやすい)性質があります。そのため外に持ち出す際には光を通さず機密性の高い容器に入れておくことがポイントです。
写真のような茶葉専用の茶缶は、二十重フタになっており機密性の高いものが多いです。また、持参する茶葉の種類や茶葉の容量に応じて茶缶のカラーやサイズを分けて収納しておくと、いざお茶を淹れるときにもスムーズです。
茶缶は大きさやデザイン、カラーがいろいろありますので、キャンプや外に出かける日数や人数で使い分けるのもいいでしょう。
なお、私自身はソロキャンプや日帰りが多いので、手のひらサイズの小ぶりなものを複数茶葉ごとに色違いで用意します。グループキャンプや連泊の際は大きいものに入れていきます。茶缶は茶葉だけでなく、コーヒー豆やお米、お菓子、お子様やペットのおやつなどを入れて外に持ち出すのもおすすめです。
便利道具4: 茶たく、コースター
シェラカップ、カップなどでお茶を飲む際にテーブルなどに輪じみができてしまうのが気になる方には、茶たくやコースターがあると安心です。
レザータイプや木製タイプは外で使うにも自然に調和しやすく、人数分を良いしておくといいでしょう。小さな鍋敷がわりにも、アウトドアでの調理道具を置くことにも使える便利アイテムです。
便利道具5:手拭い
和手拭いがあれば、お茶道具を風呂敷のように縛ってまとめます。洗った手を拭いたり、テーブルを拭いたりと何かと使える優れものです。
手拭いの多くは、端が切りっぱなしになっています。この仕様により濡れた際の乾きが早く、雑菌が手拭いに溜まりにくいとされています。また、端を縫っていないことで手拭い自体を手で裂きやすく、万が一アウトドアでケガをした際の応急処置にも使えます。
道具はすべてケースにひとまとめ
お茶を淹れる茶器や湯飲みなどを外に持ち運ぶ際には、厚みのあるパッドが入った収納ケースをおすすめします。不意な落下や衝撃からアイテムを守ります。
アウトドアへ持ち出すために、できるだけ衝撃などから茶器を守ってくれるケースに入れておきたいものです。このように間仕切りがあり、深めのものが収納と持ち運びに便利でしょう。
どうぞあなたもぜひこれらの道具を使って、お外でお茶タイムを楽しんでください。