FAMILY CAMP
FIREPIT
ファミリーキャンパーにオススメの新作焚き火台をピックアップ! 燃焼効率が高く、使い勝手に優れているものばかり。アナタならどれを選ぶ!?
焚き火マイスター
猪野正哉さん
日本焚き火協会の会長を務めるほか、雑誌やテレビで焚き火を中心とした監修も行なう。ライターやモデルなど、マルチに活動する一面も持つ。
昨今のアウトドアブームの後押しもあって、新作焚き火台は多種多様なモデルが出揃った。国内外のアウトドアメーカーはもちろん、ガレージブランドも参戦するなど、焚き火台市場は群雄割拠の様相を呈している。機能面はどの製品も申し分なし。差が出るとしたらデザインや使い勝手の違いだろう。とくにファミリーキャンプでの焚き火台選びは、子供たちが使うことを考慮にいれるのも大事なポイントだ。
焚き火の専門家、猪野正哉さんは、ファミリーで囲めるサイズの焚き火台を試しながら「安定感あるものが増えましたね」と、製品の変化について語った。
「焚き火台は重心を低くすることで安定感が増します。子供たちが手を近づけ過ぎずに薪をくべることもできます。これってけっこう大事。また、どの焚き火台にも燃焼効率をあげる仕組みが施されているので、一度火おこしすれば後は楽。焚き火を囲みながら家族との会話がより楽しめそうです」
焚き火台があれば、家族で炎を囲みながら野外料理が楽しめ、暖も取れる。子供たちにはできるだけ安全に、火について学んでもらおう。
01立ちながら焚き火に当たれる新しいスタイル
ムラコ/
スタートーチ ¥132,000
高さ120cmと高い位置で焚き火を楽しめる。メッシュタイプの火床で燃焼効率も抜群。「椅子に座る必要がないので楽チン。下から炎が見られるのも面白いですね」
●サイズ:Φ85×H120cm
●収納サイズ:W80×D16×H16cm
(ポールケース)
●重量:約10kg
問い合わせ先:シンワ ムラコ事業部 0120-351-665
02薪1束を丸ごと燃やせる超特大サイズ
フュアハンド/
タイロピット ¥50,600
ステンレス二重構造と無数の空気孔により、優れた高火力を実現。「円形なのでどこからでも薪をくべられます。焚き火を中心としたサイトづくりがオススメです。」
●サイズ:Φ62.3×H34.9cm
●収納サイズ:Φ57×H22cm
●重量:11.2kg
問い合わせ先:スター商事 03(3805)2651
03パッと広げてセッティング
タフ&イージーな焚き火台
チャムス/
ブービーフェイス フォールディング ファイヤーピット ¥10,780
深型のボックス形状で煙突効果を生み出しやすい。本体を広げて灰受けをセットするだけの簡単構造も魅力。側面に肉抜きされたロゴから見る炎は必見!
●サイズ:W35×D35×H36cm
●収納サイズ:W35×D10×H36cm
●重量:6.1kg
問い合わせ先:チャムス表参道店 03(6418)4834
04直火感覚で楽しめる野外囲炉裏スタイル
テンマクデザイン/
いろり炉「Bon火」 ¥32,780
木枠に入った和風なデザイン。丈夫な火床でダッチオーブンも載せることができ、地べたに座って焚き火・調理も可能だ。煙突効果で、火のつきも良好。
●サイズ:W58×D58×H22.5cm
●収納サイズ:W54×D54×H12cm
●重量:13.3kg
問い合わせ先:カンセキWILD-1事業部 028(651)0570
05燃焼効率も蓄電量もすべてが20%パワーアップ!
バイオライト/
ファイヤーピット プラス ¥34,100
電動の送風ファン付き焚き火台。スマホも充電できる。アップ。「送風ファンのおかげで火吹き棒は必要ないですね。専用アプリで風力調整できるのは画期的です」
●サイズ:W33×D68.6×H40.1cm
●収納サイズ:W33×D68.6×H26.7cm
●重量:8.98kg
問い合わせ先:モンベル・カスタマー・サービス 06(6536)5740
※構成/小川迪裕 撮影/山本 智
(BE-PAL 2021年5月号より)