Hammock style
ギアの目利きが惚れ込んだ、自立式ハンモックで都心の屋上リフレッシュ!
フリーランスプレス
辻井国裕さん
アウトドア&ファッション業界でプレス業を営みながら、革小物のディレクションなども行なう。昨年秋からはじめたバイクパッキングにハマり中。
仕事柄、常に何かしらのアウトドアギアを試して遊んでいる辻井国裕さん。
「アウトドアグッズって、キャンプ以外でも使えるモノが多いでしょ。お家キャンプが流行った所以でもありますよね」
その最たるモノがハンモックだ。そもそも中南米の先住民が、高温多湿な気候下で快適に寝られるようにと考え出した寝具だが、最近、猛暑が騒がれる、日本の夏の救世主でもある。
「今年はハンモックの新作を出すブランドも多そうですよ」
そんなギア通の辻井さんが愛用しているのは、フレームが付いた自立式のハンモック。
「キャンプ場はもちろん、家の庭でも、マンションのベランダでも、すぐに立てられる。木へのインパクトも心配ないし、気軽に楽しめるのがいい」
今日は屋上に持ち出してゴロリ。ひとりBBQを堪能しつつ、優雅にシエスタを決め込む。
「仕事の合間にリフレッシュするのにピッタリ。でも、ハンモックの難点は、一度寝ちゃうとなかなか起きられないこと」
たまにはこのまま、仕事からエスケープすることも!?夜空を見上げ、夜景を見下ろす。都会ならではの贅沢時間だ。
「何もしない時間を作ってくれるのがハンモックですから」
体が沈み込みすぎない、ホールアースのTENKU COTがお気に入り。
フレームが折り畳めるのでキャンプにも携行可能。夏ならこれだけで野営もいける!
ギアポケットが付属されているので、貴重品や文庫本、スマホ置き場にも困らない。
アウトドアギアを使えば、家でのおひとりさまBBQも気軽に楽しめる。
※構成/大石裕美 撮影/小倉雄一郎
(BE-PAL 2021年5月号より)