
『まるごとトマトの焼きカレー』にはご飯がよく合います。
トマトを目で舌で味わいながら食べるカレー『まるごとトマトの焼きカレー』
トマトは春先から初夏に出回るものが、1年を通して最も美味しいといわれています。この時季に出荷されるトマトは、寒い冬から春を通して、じっくりと時間をかけて育っています。糖度も十分にのった、甘味もうまみもぎゅっと詰まった本当に美味しいトマトです。
見た目は、夏のトマトと比べると少し小ぶりでかわいらしい形が特徴です。
意外と簡単!本格カレーにチャレンジしてみよう
ここで紹介するカレーレシピは、スパイスを使って作る南インドのカレーをベースにヴィーガン仕様に創作したものです。ヴィーガンであることを忘れるほど満足感のあるカレーです。
【丸ごとトマトの焼きカレー】

今回使用した材料です。ホールスパイス、パウダースパイスは事前に合わせておくとスムーズに調理ができます。家で合わせたものを持参するのもよいでしょう。
【材料】1~2人分
・トマト 中1個 1人1個でも可。トマトが多いほど美味しくなります。
<ホールスパイス>
・マスタードシード 小さじ1/2
・赤トウガラシ 2本
・ココナッツオイル(なければほかの油でも可)大さじ2 太白ごま油やこめ油など
・玉ねぎ 小1個 薄切り
・ニンニク 1片 千切り
・ショウガ 1片 千切り
<パウダースパイス>
・コリアンダーパウダー 小さじ1/2
・ターメリックパウダー 小さじ1/2
・クミンパウダー 小さじ1/2
・フェヌグリークパウダー 小さじ1/2
・ガラムマサラ 小さじ1/2
※スパイスは用意できるものだけでかまいません。カレーパウダーなどで代用してください。
・ココナッツパウダー 大さじ2
・水 150~200ml
・香菜 適宜 ざく切り
【レシピ】
(1)トマトをきれいに洗い水気を切っておきます。
(2)玉ねぎは薄切り、ニンニク、ショウガは千切りにします。
(3)ホールスパイスのマスタードシードと赤トウガラシ、パウダースパイスのコリアンダー、クミン、ターメリック、フェヌグリークを合わせて準備しておきます。

トマトの皮を直火で全体的に焼いていきます。ヘタの部分も忘れずに焼きます。フォークなどでトマトが落ちないようにしっかりと刺します。
(4)トマトにフォークなどを刺して直火で皮を焼き、水をはったボウルの中で皮を剥き、別にしておきます。

水をはったボウル中で皮を剥くと剥きやすくなります。
(5)スキレットを熱し、オイルを入れマスタードシードがパチパチと弾けるまで中火で炒めます。パチパチと弾けてきたら蓋をします。
(6)音がおさまったら蓋を開け、玉ねぎを軽く炒めます。その後、順にニンニク、ショウガを炒めます。

スパイスの香りがするまで炒めるのがポイントです。
(7)(6)にパウダースパイスを入れ炒め、香りが立ったらココナッツパウダーと水を加え、塩で味をととのえます。
(8)スキレットの中央に、皮を剥いておいたトマトをヘタの部分を下にして加え5分ほど煮ます。

トマトを中央に入れてさらに煮ます。
(9)ざく切りにした香菜を散らせばできあがりです。

トマトをナイフでカット。
まるごとのトマトをナイフなどを使って崩しながら食べます。塩で味をととのえる過程では、カレー自体にはまだ少しコクが足りないと感じるかもしれませんが、トマトを崩し煮込んでいくことでトマトに含まれているグルタミン酸のうま味がプラスされてどんどん美味しいカレーに変化していきます。
カレーなどスパイスを使ったときのスキレットのお手入れ方法
スパイス、とくにターメリックの黄色い色残りはきれいに洗ったつもりでも、まだ残っている可能性があります。原因はターメリックに含まれている”クルクミン”という色素です。ただ、この色素は紫外線にあてると分解される性質があるので、きれいに洗ったあとに天日干ししておけば色残りの心配はありません。
ただし、長時間そのまま放置していた場合には、水と重曹を入れて火にかけるなどのお手入れをしてください。
まずは気軽に作ってみよう!
今回紹介したカレーに使用したスパイスの中には聞きなれないものがあるかもしれません。まずは、家にあるスパイスにひとつ、ふたつとスパイスを増やして作ってみましょう。カレーパウダーやガラムマサラにはすでに数種類のスパイスが調合されています。そこにクミンシードやマスタードシードを加えるだけでもグッと本格的な味や香りになります。あとは、うま味の宝庫”トマト”がおいしく仕上げてくれますよ。
