浅草の新名所!? 『Japonica Lodge』店長・赤穂雄麿さん直撃interview
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    2016.06.19

    浅草の新名所!? 『Japonica Lodge』店長・赤穂雄麿さん直撃interview

    当施設では、英語表記の全国の国立公園のアクセスマップや資料、登山ガイドブックなども豊富にご用意していて、日本には一体どんなフィールドがあるのか、一目瞭然で把握できるようにしています。ただ、情報発信のみでは面白みがありませんので、各地へアクセスしたいという気分を盛り上げていただくために、ゲストハウスでの「キャンプ体験」をはじめ、「登山・アウトドアギア」、「希少価値が高い日本茶・和束茶」、「有田焼などの伝統工芸品」の体験・販売を行っています。主要観光スポット浅草で宿泊しながら、さまざまな“Nippon体験”ができる、そこがいちばんの特色ですね。 

    めざすのは、誰もが笑顔になれる複合観光施設

    ――扱うアウトドアギアにもこだわりがあると聞きました。

    店内を見ていただいてお気づきかと思いますが、「アライテント」、「クロスター・ドラゴン」、「ファイントラック」など、販売しているのはすべて国産ブランドです。国産ブランドは高品質・高性能のギアを数多くリリースしているものの、中小企業が多く、残念ながらその良さをうまくアピールできているとはいえません。しかし、私としても登山を趣味にしていてギアのクオリティを実感していますから、ぜひ、そのPRも担えればと考えました。2Fには、普段づかいにもよいアウトドアテーブルなど知られる「オンウェー」のショールームも設けていますが、こちらは国内初です。インタビュー画像3

    ――国産アウトドアブランドを応援するお店でもあるのですね。

    このようなPRは、日本の魅力を伝える上でも重要だと考えています。Japonica Lodgeでは、自然を軸に「インバウンド」、「地方の観光業」、「国産アウトドアブランド」皆が笑顔になれる、“三方よし”の循環型サービスをめざしています。

    ――赤穂店長イチオシのギアの教えてください。

    インタビュー画像4

    ギアの詳細な説明もしてくれる赤穂店長。各ブランドコーナーには日・英表記の紹介文もあり、そのラインアップのこだわりようが伺える。

    あえて挙げるなら、「ファイントラック」のハードシェルですね。「ファインポリゴン」という紙をクシャクシャにしたような素材が使われているのですが、発想が素晴らしいんです。ハードシェルは従来、如何に雨などの水に濡れないかを考えてつくられるもの。でも、こちらは濡れるのを前提にして「如何に早く乾くか」を追求してつくられています。画期的な製品だと思いますね。あとは、「アライテント」のオニドームでしょうか。前室が自動的に立ち上がる構造になっているのにもかかわらず非常に軽量。バツグンの使い勝手です。ついつい、どのお客さまの説明にも熱が入ってしまうのですが(笑)、こだわり派の方からとてもご好評いただいています。

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