BBQといえば「骨付き肉」!
BBQの主役と言えば肉!「うまい肉」と言えば「骨付き肉」です。
塩こしょうでシンプルに食べるのもいいですが、一口食べれば心を奪われるほどおいしい、特製ダレはいかがでしょうか。
料理が苦手な人でもほめられてしまう、リピート待ったなしの特製ダレ。
作り方はとても簡単です。あらかじめ自宅で下ごしらえしておき、つけた状態の肉をキャンプ場に持って行って焼くだけ。
甘辛い特製ダレでしっかり味のついた骨付き肉を焼けば、周囲のキャンプサイトから「なんだかすごくいい匂いがするなぁ」と振り返られてしまうかも?
今回はそんな特製ダレを使った、主役級スペアリブの作り方をご紹介します。
ほめられ特製ダレを使ったスペアリブの材料
まず、ほめられ特製ダレの材料を用意しましょう。
今回の骨付き肉は、BBQのお肉として最適な、豚のスペアリブを選んでいます。
その他、鳥肉や牛肉、羊肉でも同じように作ることができます。
【材料】
スペアリブ(豚骨付き肉) 約800g
しょうゆ 大さじ3
三温糖(上白糖) 大さじ2
みりん 大さじ1
にんにくすりおろし 大さじ1
しょうがすりおろし 大さじ1/2
オリーブオイル 小さじ1
タイム(生でも乾燥でも) 少々
秘伝のほめられ特製ダレを作ろう
・つける
1.スペアリブに、フォークでまんべんなく穴を開けます。
2.スペアリブ以外の材料を、すべて保存用食品袋に入れます。持ち運びに便利な、密封できるものを選びましょう。
3.スペアリブをすべて、特製ダレの袋の中に入れます。
4.袋の上から手で肉をもみ、特製ダレとなじませます。
5.冷蔵庫で1時間ほど休ませます。
・焼く
1.熱源はなんでもOKですが、今回は炭火で網にのせ、焼いていきます。スキレット調理もおすすめです。
2.おいしく焼けたらできあがり! サラダ野菜などを添えて、召し上がれ。
ワンポイントアドバイス
1.甘みがついていてこげやすいので、熾火(※おきび)の遠火でじっくり焼いていきましょう。
※熾火……火のついた炭、または薪が炎をあげないで燃えている状態。炭の場合は表面が白っぽく見えます。炎があがっていなくても非常に高温で、煙が少なく、火力が安定しているのが特徴です。
2.小さい子どもは、骨なしスペアリブのほうが食べやすいかもしれません。鳥肉の手羽先、牛肉の骨付きカルビなどもおすすめです。
3. 特製ダレは作り置きもできます。ビンなどに入れて冷蔵庫で保存し、3週間以内に使い切りましょう。
骨付き肉のおいしさのヒミツ
スペアリブは、骨を一緒につけて切り取った、豚のあばら部分に近いお肉です。
柔らかくて、濃厚なコクが特徴です。脂肪分が多いので、パサパサになりにくく、BBQでは人気のお肉のひとつ。
そんなスペアリブを代表とする「骨付き肉」。あんなにおいしいのは、何故なのでしょう?
そのヒミツは骨に含まれている「髄液(ずいえき)」です。この髄液には、コラーゲンや旨み成分がたっぷり含まれています。
骨に近い部分のお肉は、加熱すると骨から髄液がしみ出てきて、お肉においしさがプラスされるのです。骨とお肉で旨みの相乗効果がある、というわけなのですね。
また骨付き肉は、骨から外したお肉よりも、時間が経過してもやわらかいということが分かっています。
骨がついていることで、肉のおいしさが増すのなら、これはもう使わない手はありませんね。
BBQでの肉料理レパートリーに、ひとつは持っていたい骨付き肉レシピ。
次のBBQでは「ほめられ特製ダレ」を使って、あなたも「料理上手!」の称号を欲しいままにしてみてください。