破れにくい、汚れにくい！　実は焚き火アイテムと相性のよいX-Pac

左が「マルチカム」。収納されているのは、上から「肉厚鉄板mini」（『BE-PAL』2019年11月号付録）、「焚き火台SOLO」（同2021年7月号付録）、「焚き火専用ファイヤースターター」（同2020年11月号付録）。右が「マルチカムブラック」。

2021年6月9日発売の『BE-PAL』7月号の付録は、「焚き火台SOLO」という薄くたためるミニ焚き火台だが、これを収納できるケースが完成した。生地はウルトラライトなハイテク素材「X-Pac」。ヨットの帆にも使われていて、軽くて丈夫で防水性が高いのが特徴といえる。とくに裏生地はツルツルしていて撥水性が高く、汚れがつきにくく、たとえ汚れても拭けばきれいになる。だから焚き火台のように汚れやすいギアを入れるのに最適だ。ひっかきにも強い素材なので、焚き火台のような金属製品を入れても破れにくい。焚き火系ギアのケースというと、帆布と皮革が考えられるが、帆布より汚れにくく、皮革よりも軽い。水を吸って重くなることもない。火の熱にさえ気をつければ、X-Pacという選択はなかなかよいのではなかろうか。

ポケットは深めと浅めの2つがあり、表面にはスリットもついているので、焚き火台以外のものも入れることができる。写真のように鉄板とファイヤースターターを入れてもよし。あるいは、ライターや着火材、マルチツール、フォールディングナイフ、カトラリーなど、お好きなギアを入れてください。