2021年5月14日(金)、神奈川県横浜市に「無印良品 港南台バーズ」がグランドオープンしました!関東最大の売場面積となる大型店で、1階は衣料品・生活雑貨、そして地下1階は食品・生鮮食品が並びます。注目は地下1階の関東では初となる「食」の大型専門売場!地産地消や環境に関する取り組みを実践する「無印良品 港南台バーズ」の魅力をレポートします。
地域とともに。「無印良品 港南台バーズ」オープン
無印良品 港南台バーズは「食の大型専門売場を設置すること」「地域のお客様の役に立つこと」「毎日お客様にご利用いただけること」をコンセプトにした店舗です。
「食の大型専門売場を設置すること」は2020年に港南台にあった百貨店が閉店してしまい、食品売場が欲しいという地域の人々の声をもとに実現。クイーンズ伊勢丹・中島水産と協業でオープンし、無印良品がスーパーマーケットを併設する店舗は関東初となります。
「地域のお客様の役に立つこと」は行政と協力し、2021年5月12日に「横浜市と株式会社良品計画による感じ良い暮らしと社会の実現に向けた包括連携協定書」を締結。横浜市と地産地消や資源循環など地域活性化・課題解決に連携して取り組み、無印良品 港南台バーズは大型店としてその取り組みを全面的に推進していきます。
「毎日お客様にご利用いただけること」を実現するために、生活の基本となる日用品をわかりやすい売り場で提供。地下1階では地域の人々の生活を食から支え、スーパーマーケットのほかベーカリーや無印良品の食品を展開しています。
全国初!毎日ライブ配信が行なわれる「キッチンカウンター」
無印良品 港南台バーズならではのユニークな取り組みが「キッチンカウンター」。生産者の想いと客の声がお互いに届くよう、人と人との繋がりや交流を生み出す場所を目指し設置され、全国の無印良品で初の導入となります。ここでは毎日スーパーマーケットに納品される旬の魚、肉、野菜を調理してライブ配信を実施。店内のモニターをはじめ無印良品のアプリやインスタグラムで配信され、誰でも見ることができます。
内覧会では無印良品 港南台バーズに野菜を届ける苅部農園の苅部さんをゲストに迎え、葉つきにんじんのおいしいレシピ「にんじん葉のチヂミ風」と「にんじんラペ」を実際に調理。一般的に売られているにんじんは葉がついていませんが、これは輸送の利便性やにんじん用洗浄機が葉無しに対応していることが理由。苅部さんは手で洗い、農園から車で約5分で無印良品 港南台バーズに納品するため、葉つきにんじんを提供できるそうです。時には生産者の想いを聞けるのも、キッチンカウンターの魅力。
キッチンカウンターで配信される献立は黒板で確認可能。無印良品の食品のアレンジレシピも紹介され、旬の食材を使っているのでその日の食事の献立を考えるヒントとなります。
資源循環を目指して。無料で給水&量り売り
自然とのより良い関係を目指す無印良品。地球資源の循環化および廃棄物削減のために、さまざまな取り組みを行なっています。例えばプラスチックごみ削減のための「給水サービス」。店内で販売している「自分で詰める水のボトル」もしくはマイボトルを持参すれば、無料で給水できます。
少ししか食べないけれど、大容量のものしか売ってないから残りはゴミに……そんな経験は誰しもがあると思います。「ひとりひとりのちょうどいい」に対応し、フードロス削減を目指す取り組みが「食の量り売り」。ナッツ、ドライフルーツ、お菓子、米、コーヒーが自分の好きな量だけ購入できます。
コーヒー豆はオリジナルブレンド、グアテマラ、エチオピアなど数種類から選択でき、カフェインレスも販売。その場で挽くことができるので、キャンプ前に立ち寄るのもおすすめです。布ドリップ、コーヒーメーカー、ハンドドリップなど入れ方に合わせた挽き方ができます。
量り売りコーナーの隣にあるのが「ブレンドティー工房」。茶葉をベースにフルーツやフラワーを合わせた32種類のお茶を30g(税込540円)から10g単位で追加購入でき、注文するとその場でブレンドしてくれます。
地産地消。BBQにもぴったりな神奈川県産の野菜・肉・魚
生鮮食品は生産者と繋がり、地元の食材を中心にした新鮮な食材を無印良品ならではの品ぞろえで展開。全体の約3割が神奈川県産で、安心安全な湘南野菜は一押し!どれも野菜本来の旨みや甘さを感じる味わいで、料理がワンランクアップします。
贅沢なBBQにはかながわブランド「足柄牛」を。かながわ名産100選にもなっている「足柄茶」の粉末を育成前期に与えており、きめ細かい肉質&しっとりとした上質な味わいが特徴です。
関東最大の売場面積となる無印良品 港南台バーズは無印良品の食品も大充実。人気のレトルトカレーや冷凍食品も豊富に揃い、普段の生活からアウトドアまで活用したい食品ばかりです。冷凍食品の新商品「すぐ使える カレーの野菜(税込290円)」や「すぐ使える グリル野菜(税込350円)」は要注目!
1つ99円。無印良品 港南台バーズ限定「ココット」「豆皿」「豆鉢」
無印良品 港南台バーズ限定の商品も登場。品質には問題ないけれど、色ムラなどがあるココット、豆皿、豆鉢が1つ99円(税込)で購入可能です。カラーはオフ白、ベージュ、ダークグリーン、ブラウンの4色。
「手つかず食品」を持ち込んで。フードバンク・フードドライブ活動
無印良品 港南台バーズに訪れるときは、自宅に余っている食べ物がないか確認を。未開封で包装に破損がないもの、賞味期限まで2か月以上あるもの(冷蔵品、アルコールなど受付できない食品もあり)を持ち込むと、公益社団法人フードバンクかながわを通して必要なひとに届けられます。贈答品としていただいたものの、アレルギーで食べられなかったものなどがよく回収されるそうです。
このフードドライブは、横浜市の家庭から出される燃やすごみの中に本来食べられるのに廃棄される食品があり「もったいない」から始まった活動。中でも、何も手がつけられず廃棄される「手つかず食品」が年間2トンもあるそうです!無印良品 港南台バーズ以外の横浜市内にある無印良品でも、フードバンク・フードドライブ活動は推進されます。
無印良品 港南台バーズへのアクセスはJR根岸線 「港南台」駅よりすぐ。ぜひ最新の無印良品の取り組みを体験してみてくださいね。
・無印良品 港南台バーズ
住所:神奈川県横浜市港南区港南台1-3 港南台バーズ B1階-1階
オープン日:2021年5月14日(金)(※1階は4月22日(木)に先行オープン)
営業時間:10:00~20:00