季節ごとの食をdelivery 華表由夏の子どもと作るキャンプ料理「キャンプで食べる郷土料理!宮崎の真っ黒な?!炭火焼き鳥」
あのとき旅先で食べたあれが忘れられない!また食べたいな~!と思い出すことがしばしば。
そんなとき、私の場合は家でせっせと何度も作ってみることが多いのですが、自宅のキッチンでは思うようにいかなかったのが炭火焼。特に鶏の脂で火を盛り上げて、真っ黒に焼くこちらの焼き鳥は、外ならではのレシピ!
同じく九州の名産の柚子胡椒をつけると、もうお箸が止まらない~。ついついビールをプシュッと開ける手も止まりません。大人好みかと思いきや、子どもたちにも大人気。多めに作ることをおすすめします!
宮崎のお店では、噛み応えのある地鶏で出てくることが多いですが、手に入りやすいモモ肉で美味しく作れます。もし手に入れば、せせりもおすすめです。
油をさすことによって、炭から炎と煙をあげて鶏肉を燻す調理法。キャンプ場でやると盛り上がることも間違いなし!サラダ油でもいいですが、鶏皮からつくった鶏油(チーユ)で作るとさらに美味しいです。少し時間はかかりますが、簡単につくることが出来るので、鶏皮が手に入ったら試してみてくださいね。
チーユの作り方
鶏皮をフライパンに入れ、カリカリになるまで弱火でじっくりで炒める。(焦がさないように注意)20分くらいで脂がしっかり出て来たら、生姜や長ネギの緑の部分で香りづけをするのもおすすめ。
ラーメンの風味付けや、チャーハンを炒めるときに使うと美味しいですよ。カラッと揚がった鶏皮は、パクっとどうぞ!
材料
鶏肉(ももや、せせりなど) 食べたい分
塩 適量
油(あればチーユ) 大さじ1くらい
柚子胡椒 適量
作り方
炭が熾火になってからスタート。鶏肉は表面の水分を拭き、塩を振って網の上にのせる。
ほんのり焼き色がついてきたら、油を鶏肉の周りの炭に回しかける。
火があがるので、気を付けながら全体を焼く。両面にしっかり焼き色がついたら完成。
炭の香りをまとった鶏肉は、想像以上の美味しさ!柚子胡椒をつけて食べれば、九州に旅行にきた気分に。冒頭でも書きましたが、鶏肉は多めに用意することをおすすめます。大人はビールも忘れずに!
撮影/西山輝彦 https://www.plog.tokyo/blog