マッサージガジェット”ハイパースフィア・ミニ”に注目
登山からデスクワークまで、筋肉でおおわれた身体の「凝り」は、多くの人を悩ませる。「凝り」を癒す方法としてマッサージに通ったり、自分自身で揉みほぐす手もあるが、電動のマッサージ機で局部的に刺激を与える方法もある。
“癒すガジェット”として国内外のアスリートが使用し話題の”HYPERICE(ハイパーアイス)”社の製品。今回は、同社が発売しているマッサージボール「HYPERSPHERE Mini(ハイパースフィア・ミニ)」を紹介したい。
振動型マッサージガジェットの先駆け的ブランド
マッサージボールとは、テニスボールからソフトボールくらいまでの大きさで、弾力がある球体のマッサージ器具のことを指す。ほぐしたい体の部位にボールをあてて、自重で筋肉を解すもの。昨今はUSBで充電し、電動で振動するタイプの商品も幅広く発売されている。
振動型のマッサージ器具は今でこそ複数のブランドから発売されているが、その先駆けとなったのが、”ハイパーアイス社” の振動型フォームローラー「vyper(ヴァイパー)」だ。それ以降「ヴァイパー」と似た製品が後発でリリースされていったが、同社はマッサージガンタイプの「Hypervolt(ハイパーボルト)」や、球体の「ハイパースフィア」など常に革新的な製品を世に送り出してきた。
「ハイパースフィア・ミニ」でケアできる箇所
人気商品「ハイパースフィア」のサイズをひとまわり小さくし、価格もおさえて登場したのがこの「ハイパースフィア・ミニ」だ。直径約9cmで約340g。見た目はおとなしいが振動性能はとても高い。カタログ数値では「42㎐〜62㎐を発生させる」とあるが、一番強い振動域を使うことは稀なほど、セルフケアに十分なパワーを持っている。
一般的にマッサージボールを用いてのケアといえば、臀部(お尻)、ハムストリング(太もも裏)、足裏などの部位があげられる。ボールに身体を乗せて、自重で刺激を入れる方法だ。ただ、振動を伴う同製品の場合、上記箇所のほかに腰方形筋(腰回り)や広背筋(背中)などにもアプローチすることができる。
実際にケアしてみた
実際に、気になる箇所で試してみることにした。私は自転車競技を長年楽しんでいることもあり、お尻の側部が慢性的に凝り固まっている。振動のない普通のマッサージボールも持っているが「ハイパースフィア・ミニ」を使った場合、直接当たっている筋肉を中心に、広範囲にわたって刺激が入る。そのため、自分がイメージしている可動域まで戻すのにかなり短時間のケアで済んでいる。
またデスクワークにより、肩甲骨周辺から首回りもカチコチになっているが、ベッドの上に置いて仰向けに乗るだけで、まるでマッサージ師に施術してもらっているような心地よさを体験できる。背中は手で届きづらい場所だけに自分でケアすることが難しいとされているが、とても簡単に部位をほぐすことができた。
小さいのに長持ちのバッテリー。移動のお供にも
セルフケアは力の入れ加減が難しかったり、そもそも自分の手で届かない箇所も多いため、ケアする箇所に偏りが出てしまうことが多い。しかしこの製品があれば”能動的に”、つまり受け身の状態でも気になる箇所をほぐすことができる。
充電はミニUSBを繋いでおこなうが、2時間ほどで満充電となり、レベル1での稼働の場合、最大約2時間の使用が可能だ。小さく軽量なため、遠征やキャンプのお供としてカバンに放り込んでおいても邪魔になりづらい。また実物を試してから購入を検討したい方むけに、レンタルで性能を試すことも可能だ。
どんな人におすすめしたい?
ストレッチをしても体の重い感じがなかなか抜けない方、 疲労が溜まりいつもより関節可動域が狭い方、他に何かしながら時間を有効活用してケアしたい方は、ぜひ一度この「ハイパースフィア・ミニ」をお試しいただきたい。
HYPERICE(ハイパーアイス)/HYPERSPHERE Mini(ハイパースフィア・ミニ)
振動数:レベル1:42㎐ レベル2:52㎐ レベル3:62㎐
満充電時、約2時間連続使用可能
価格:¥13,970
公式ウェブサイト:https://hyperice.jp
参考リンク
買ってよかった電動筋膜リリースガジェット”HYPERVOLT”
https://www.bepal.net/gear/118180