ソロキャンでまったりBBQを楽しみたい
みんなでわいわい囲むBBQと違い、とことん自分のペースで楽しむのがソロキャンBBQの醍醐味です。
大自然の中、誰にも干渉されずに肉をつつくひととき。開放感でストレスも吹き飛びますね。
「よし、ソロキャンに行こう!」と思い立ったが吉日。BBQコンロの準備はお済みですか?
ソロキャンに使えそうなコンパクトグリルたち。お店で見てみると「意外にお高い」と思うかもしれません。ブランドによっては、テントが買えてしまいそうなお値段のものも。
そこで今回は「高いものはいらない!普通に使えればいい!」という方に、うってつけのコンパクトBBQコンロをご紹介します。
ノースイーグルのステンミニBBQ solo
それがこちら、「ノースイーグル(North Eagle)のステンミニBBQ solo」です。
キャプテンスタッグとあわせて、ホームセンターではおなじみのアウトドアブランドですね。
ひとりで楽しむのなら、大きなグリルはいりません。むしろ小さく、軽量でなくては荷物になってしまうので、このくらいの大きさがベストでしょう。
まずは仕様を見ていきます。
【ノースイーグル(North Eagle)ステンミニBBQ soloの仕様】
・本体サイズ:約23.3×16.5×16.5cm
・網サイズ :約21×13cm
・収納サイズ:約23.3×16.5×9.5cm
・重量:約600g
・材質:本体/ステンレス、脚部/スチール(クロームメッキ)、網/スチール(クロームメッキ)、ロストル/スチール
これをふまえて、このコンパクトなBBQコンロが、ソロキャンデビューにおすすめな理由を説明していきましょう。
ソロキャンのBBQコンロ選び、外せないポイントはこの3つ
1.運搬のしやすさ
ソロキャンの荷物は、とにかく軽量、コンパクトであることが第一条件です。
安価なBBQコンロ、といえばスチール製のものがほとんど。手が出しやすい反面、重いのが特徴です。
この「ステンミニBBQ solo」は、本体がステンレス製。軽くて丈夫なのがステンレスの特徴です。総重量は約600gと、コンパクトグリルの中でも最軽量クラス。運搬に申し分ないといえるでしょう。
足部分や持ち手は折りたたみ式になっていて、とてもコンパクトです。100均の330円プラケースに本体や鉄板、トングなどとあわせて一式入るので、私はこれで運搬・保管しています。
使用するときはこのまま持って行けるので手間なし。おすすめの収納方法です。
2.燃料補給のしやすさ
BBQ途中で燃料がかんたんに追加できるかどうかは、BBQコンロを選ぶ上で欠かせないチェックポイントです。
なにしろこのサイズですから、火床がスライド式であって欲しい、などとは言いません。普通に網をよけて、上から炭などを追加できれば問題ないでしょう。
実際に使用して、ひとりで燃料補給ができるか確認してみました。
網はトングで簡単に持ち上げられます。具材がのっていても、持ち上げるのに苦労はありません。菜ばしを使っても、ひとりで炭が追加できました。
3.その他使いやすさ
組み立ては折りたたみ式の足を伸ばすだけ。持ち手もついているので移動もOK。
錆びにくく丈夫なステンレス製(本体)ですから、お手入れも楽ですね。さらにお手入れを楽にしたいという方は、ちょっとした裏技を試してみてください。
BBQ用の厚手アルミホイルを、本体にかぶせてくるんでしまいましょう。BBQが終わったら、アルミホイルごと炭を捨てられます。本体の汚れ具合もまったく違うので、お手入れがグッと楽になります。
100均の鉄板やBE-PALの肉厚鉄板がピッタリ!
もうひとつの大きなおすすめポイントがこれ。ダイソーやセリアなどで売っている100均の鉄板が、ジャストフィットなんです。
私は『BE-PALはじめての焚き火入門』についていた”肉”厚鉄板miniを愛用していますが、これもピッタリ収まるサイズ感。網でなく鉄板を使いたい時には最高です。
また、同じく100均の焼き鳥台ものせられます。焼き鳥台は火力が強すぎるときに、網の下に置いて遠火にする際にも使えるので、ひとつ持っていると便利です。
こんなに小さなBBQコンロなのに、色々使える優れものですね。
まとめ
ソロキャンをはじめる際、小さなBBQコンロを探していると、高価なコンパクトグリルがどうしても目につきます。
それはそれで憧れるのですが、はじめは手軽に買えるBBQコンロで使い方を学んでみてはいかがでしょうか。惜しげなく使える安価なコンロも、悪くないものです。
今回ご紹介した「ステンミニBBQ solo」は、少人数でのBBQに十分な機能を備えています。
手近な場所で購入できるのも魅力のひとつ。はじめてのソロキャンでBBQコンロの選択に悩んでいる方は、ホームセンターやスポーツショップで、ぜひ手にとって見てみてください。