ちょっと変わったカラビナをピックアップ
100均の店舗で見かけると、ついつい手に取ってしまうカラビナ。
今や100均のカラビナコーナーは、キャンプや釣りを趣味とする人にとって目が離せない存在です。
そして100均各社のなかでも、とくにカラビナのラインアップが充実しているのがダイソーとセリア。
今回はダイソー・セリアの2社が販売しているカラビナのなかから、変わり種のアイテムをご紹介します。
100均最大手ダイソーのカラビナ
まずは100均最大手のダイソーから、ニッチなニーズにも対応する面白いアイテムをご紹介します。
釣りで役立つリール付きのカラビナ
伸縮自在のリールを装備したカラビナ。内蔵されたコードは70cm以上伸ばせます。
樹脂製のため大きな負荷には耐えられませんが、その点にだけ気をつければ、きわめて実用的なアイテムです。
ツールナイフなどの使用頻度が高い道具と組みあわせれば、その便利さがよくわかります。
釣りで重宝すること間違いなしの、おすすめアイテムです。
ベルトやウェビングへ綺麗に装着できるカラビナ
全体が「D」の形状となっている樹脂製のカラビナ。幅2.5cmまでのベルトに装着できます。
使い方は普通のカラビナとちがい、ボタンの操作によりゲートのロックを解除する仕組みです。
このカラビナの良いところは、リュックなどのウェビングに、スマートに取り付けられること。
カラビナ本体の向きがしっかり固定され、ブラブラと暴れません。
耐荷重は5kgと、それなりの強度を持っていることも特徴です。
カラビナ+カプセルの面白ツール
カラビナにミニサイズのカプセルが装着されている商品。
カラビナとして販売している商品ですが、カラビナを取り外した状態でも使用できます。
カプセルのフタにはパッキンが備わっており、多少の水濡れに耐えられる仕様。
何を入れようかと想像がふくらむ、面白いアイテムです。
タオルの携帯に便利なカラビナ
大きなクリップがついているカラビナで、タオルをぶら下げておくのに便利な商品。
手を濡らす機会が多いアクティビティーにおいては、かなり有用なアイテムです。
使用したタオルをバッグに入れるより、早く乾くのも便利なところ。
汚れたタオルをバッグに入れたくないという方こそ、このカラビナがより便利に感じられるはずです。
キャンプ用品に注力しているセリアのカラビナ
続いてご紹介するのはセリアのカラビナ。
近ごろキャンプ用品コーナーが急拡大しているセリアは、カラビナに関しても面白い商品をたくさん取り扱っています。
磁石の力で自在に着脱できるカラビナ
2つの磁石の力で連結されているカラビナ。
リール付きのカラビナとちがい、完全に切り離せるのが特徴です。
そのためカラビナ本体との距離に限界がなく、より自由な使い方ができます。
ただし、知らないうちに脱落する可能性もゼロではありません。
車の鍵など、大切なものには使用しないように要注意。
ガイロープに引っかけて使うお役立ちアイテム
テントのガイロープに装着する、めずらしいタイプのカラビナ。
ガイロープを張ったあとでも装着可能で、位置の変更も簡単にできます。
小型のLEDライトをぶら下げたり、洗い物を乾燥させるのに便利です。
ガイロープに体を引っかけないための、目印としても活用できます。
キーホルダーとしてもおすすめの小さなカラビナ
4個の小さなカラビナが、キーリングでひとまとめになっている商品。
カラビナはすべて異なるカラーが用いられ、キーホルダーとして使ってもオシャレです。
すでにほかのメーカーから販売されているタイプのカラビナですが、これで110円というのは非常にお買い得。
もちろんカラビナを取り外して、単体での使用も可能です。
使いどころを選ぶ長方形のカラビナ
細いアルミ棒から作られた、長方形のカラビナ。
強度はそれほどすぐれていないものの、使いどころによってはかなり役に立つ代物です。
とくにバッグの持ち手やリュックのベルトなど、帯状の箇所への装着にうってつけ。
普通の形状のカラビナより、綺麗に装着できます。
カラビナどうしを組みあわせるとさらに便利に
今回取り上げたダイソーとセリアのカラビナは、単品でも十分便利なアイテムばかり。
しかし複数のカラビナを組みあわせると、さらに機能を強化できます。
価格が安くて種類が豊富なだけに、気軽にカスタムを楽しめる。
それも100均のカラビナが持つ魅力の1つでしょう。
今後、どのような新商品が登場するのか非常に楽しみです。