小さなミニ焚き火台テトラ
SOTOから販売されている、手のひらサイズのミニ焚き火台テトラ。
パーツが分解できて持ち運びがしやすく、非常にコンパクトなサイズの焚き火台です。
荷物が多くなりがちなファミリーキャンパーにとって、コンパクトに収納できるのは大きな魅力ですよね。
ミニ焚き火台テトラはキャンプ場に落ちている小枝で、焚き火ができます。
今回はミニ焚き火台テトラの魅力に迫りたいと思います!
テトラを買ったきっかけ
子ども専用のキャンプギアを購入したくて、ミニ焚き火台テトラを選びました。
キャンプは大人が主体で、子どもはそれに付き合うという形になりがちです。
そこで、もし自分だけのギアがあれば愛着がわくでしょうし、何よりもキャンプを主体的に楽しめるようになるのではないか?と思いました。
子どもが使えるようなキャンプギアはないかと探していたところ、アウトドアショップで見かけたのがSOTOのミニ焚き火台テトラ。
子どもも「これがいい!」と気に入った様子でしたので、思いきって買ってみることにしました。
さて、子どもは使いこなせるのでしょうか……。
ミニ焚き火台 テトラの紹介
ミニ焚き火台テトラの箱に入っていたのは、側面板4枚とロストル、底板の合計6枚です。
一枚の大きさは、大人の手のひらにスッポリとおさまるサイズです。
収納ベルトがついているので、収納の際にバラバラになることはありません。
ミニ焚き火台テトラは小枝を使っての火起こしや、固形燃料の使用も可能です。シェラカップを使った調理やメスティンも使えます。
分解できてコンパクトになるので、お手入れも簡単です。
ミニ焚き火台 テトラの組み立て方
組み立て方は簡単です。
1.側面板のツメ同士を引っかけて、3枚をつなぎ合わせます。
2.下からロストルを差しこみ、写真のような状態にします。
3.底板を差しこみます。
4.残りの側面板を底板に引っかけて、上へスライドさせます。はめにくい場合は、両横の側面板を軽く押さえながらツメを引っかけてください。
5.全てのツメがしっかりと引っかかっているかを確認したら出来上がりです。側面板を曲げてしまわないためにも、力を入れすぎないように注意してくださいね。
子どもが火起こしを経験してみた
ミニ焚き火台テトラを使って、10歳の子どもが火起こしをしてみました。
小さなたき火台とはいえ、危険がないように大人が近くで見守ります。
火起こしで使うものは小枝・麻ひも・ファイヤースターターの3つです。
まずはミニ焚き火台テトラに小枝をくべます。
着火しやすくするために麻ひものよりをほどき、小枝の上に乗せます。
では火起こし開始!
ファイヤースターターを何度もこするものの、最初はなかなか火がつきません。
何度も経験するうちに、火花が出せるようになってきました。
火花が出て喜んだのも束の間……麻ひもは燃え上がる気配がありません。
15分くらいこすっても火がつかないので、子どもの腕も疲れてきた様子。
火起こしは年齢的にまだ早かったかな?と諦めかけたところ、なんと火がつきました!一度火がついたらメラメラと麻ひもが燃えていきます。
家族みんなで心躍る瞬間でした。起こした火を消さないよう、小枝を集めて何度もくべていきます。
うれしそうな子どもの表情が印象的でした。
まとめ
SOTOのミニ焚き火台テトラを紹介しました。
コンパクトでシンプルな作りですが、実用性のあるたき火台です。
子どもにとっては初めての火起こしに、ぴったりのギアアイテムでした。初めての挑戦だったので時間はかかりましたが、たき火台が小さいおかげで、着火までの労力が少なくてすみました。
今回ミニ焚き火台テトラを子どもに使わせてみて、感じたことがあります。
火は危ないから避けるのではなく、どのように火を扱うと危なくないのか、を子どもに伝えるのが大切なのではないでしょうか。
今回火起こしを経験し、子どもは「大変だったけれど自分で火を起こせたのは、うれしかった」と満足げに話していました。
5歳の子どもも同じように火起こしを真似していましたが、もちろんすぐには火がつかなくてカンシャクを起こしていました。子どもが小さなうちは親と一緒に楽しむとよいですね。
実用的で、子どもの火育にも使えるミニ焚き火台テトラ。
価格もお値打ちなので、気になる人はぜひチェックしてみてくださいね!
SOTO ミニ焚き火台 テトラ ST-941
使用時外形寸法:幅88ミリ×奥行88ミリ×高さ79ミリ
収納時外形寸法:幅88ミリ×奥行80ミリ×厚さ4ミリ
重量:122グラム
材質:ステンレス
価格:1,100円