はじめての薪ストーブまるわかりQ&A 誰にも聞けない【費用から薪の入手法まで】
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • 薪ストーブ

    2016.02.26

    はじめての薪ストーブまるわかりQ&A 誰にも聞けない【費用から薪の入手法まで】

    Q 薪ストーブの構造と燃焼の仕組みは?

     暖炉や焚き火と違い、小さな空気の入り口を調節して燃焼に必要なだけの空気を取り入れ、煙突からの排出も調整できるのが薪ストーブだ。なかでも現在主流なのが、二次燃焼タイプ。薪を燃やして出た煙を再度燃やすことで、煤を減らし、煙をクリーンにするという構造で、垂直燃焼型の煙よりも、煤を70〜80%減らすことができる。
    また、二次燃焼タイプの内部は、おもに排煙再燃焼装置を通して煙を燃やす触媒方式と、クリーンバーン方式という空気で燃やすタイプがあり、触媒方式とクリーンバーン方式が融合した、最新のハイブリッド型も登場している。

    ■二次燃焼型ストーブ
    薪ストーブ
    一次燃焼室で発生した未燃焼ガスを二次燃焼室で再燃焼させるため、煙がほぼ透明。煙突の目詰まりを軽減し、少ない薪から効果的にエネルギーを引き出せる。

     

    ■垂直燃焼型ストーブ
    薪ストーブ日本古来のだるまストーブに多い、垂直燃焼型。薪を燃やした黒い煙がダイレクトに煙突から排出される。煤を大量にともなうため、煙突内部が汚れやすく、手入れも大変。

     

    実は重要な煙突選び

    薪が燃やされると煙突内部が暖まり、上昇気流が発生し、煙が排出される。つまり、燃焼ガスを効率よく外に排出するためには、煙突内の温度が常に一定して高い必要がある。そのため、煙突は外気の影響を受けにくい、高い断熱性能を持つ二重煙突がおすすめ。
    また、煙に含まれるクレオソート(木に含まれるタール分)は、冷えると液化して煙突内部に付着してしまう。煙が高温のまま排出されれば、その付着も抑えられ、危険な煙突火災も予防できるのだ。

    薪ストーブ二重煙突は断熱材を充填したタイプ。表面温度は80度Cくらいまでしか上がらず、優れた断熱効果を発揮する。煙がスムーズに排出され、結露の発生も抑える。

    薪ストーブ1枚の鉄板を丸めた簡単なつくりのシングル煙突。外気の影響を受けやすく、室内用にはいいが、室外には不向き。クレオソートが付着しやすく、煙突火災を起こす危険性も。

    NEW ARTICLES

    『 薪ストーブ 』新着編集部記事

    無骨でカッコいいトヨトミ「GEAR MISSION」の拡張ツールが発売開始!

    2024.11.16

    薪ストーブ購入を後悔しないために。憧れだけではダメな理由を解説

    2024.11.06

    冬キャンプで使いたい!VASTLANDの薪ストーブはステンレス製でメンテナンスもラクちん

    2024.10.23

    薪ストーブの二次燃焼とは?おすすめモデル8選と焚き火台も紹介

    2024.10.03

    薪ストーブの薪代はいくら?1カ月あたりの目安や入手方法をチェック

    2024.10.01

    ペレットストーブをキャンプで活用しよう!メリット・デメリットから選び方まで解説

    2024.09.21

    ストーブ、オーブン、焚き火台に変身!? パーツを組み合わせて自由自在に使えるDIY型薪ストーブが登場

    2024.07.23

    キャンプにおすすめの薪ストーブ4選。小さく折りたためて料理にも大活躍!

    2023.12.18