いきものコレクションアプリ「Biome」
日常とは違う自然の中で、様々な動植物に出会えるのもアウトドアの楽しみの一つですよね。特に子供たちは、小さな発見の天才。たくさんの生き物を見つけます。
ですが、子供たちから「この虫なに?」と質問されて回答に困るという経験、1度はありませんか?
そんな時に役立つのが、いきものコレクションアプリ「Biome」(バイオーム)です。
Biomeは身近な生き物、植物の写真を撮ることで、AI判定し、自分だけの図鑑が作れる無料スマホアプリ。
実際に使用したところ、子供だけでなく大人も楽しめる魅力がたくさんありました。今回はその魅力をご紹介いたします。
魅力1.生き物・植物の名前がすぐわかる
Biomeで調べられるのは、虫だけではありません。
魚や爬虫類、動物、鳥、植物など、日本中のほぼ全ての動植物約90,000種(2021年3月16日時点)に対応し、AI判定で瞬時に候補を提示してくれます。
もし写真判定候補の中で、該当の動植物が見つけられなくても大丈夫。
「しつもん投稿」をすることで、他のBiomeユーザーに質問することができます。
魅力2.自分だけのマイ図鑑ができる
集めた動植物のデータは種類ごとにマイページにまとめられ、出会った生き物たちを一覧で見ることができます。
各データには写真だけでなく、撮影した位置情報も記載。旅先で見つけた生き物も振り返ることができ、思い出の詰まった図鑑が出来上がります。
さらに分類、出現時期、生息時期もわかります。画像と名前からブラウザの検索へと繋げてくれるので、詳細を調べるのにも便利です。
魅力3.ゲーム要素でどんどん探してみたくなる
生き物を集めると上がるレベル、集めた種類によって付与されるバッヂなど、子供が生き物を集めたくなるゲーム要素がいくつかあります。
中でも、指定の生き物を集めるクエストは注目です。今の季節に出会える生き物や、身近な生き物を題材にしており、普段暮らしている中でも、ターゲットの生き物がいないかとつい探してしまいます。
魅力4.日本中の生き物に出会える
Biomeは生き物をコレクションするだけでなく、集めた生き物の情報を投稿し、ユーザー間で共有できるSNSのような要素もあります。
他のユーザーさんの投稿を拝見していると、「え?こんな生き物が日常で出会えるの?」と驚くような珍しい生き物も投稿され、日本の生き物の多様性に気付かされますよ。
実際に子供と一緒に使用してみました
小学4年生の息子と一緒に、磯遊びへ行き、Biomeを使ってみました。
生き物を見つけたら……そのまま写真を撮ってもいいのですが、やはり子供はまずは捕まえたいようで、網で捕獲を試みます。
捕まえたカニを判定してみましたが、候補には該当するものが見当たらず、「しつもん投稿」へ。小さなカニですが、果たして回答は来るのでしょうか。
回答を待つ間に、他の生き物を探します。魚もたくさん見つけたようですが、なにしろ動きが速い!全く網で捕まえられません。
しばらく網で格闘していましたが、とうとうあきらめた息子。カメラで捕獲を始めました。
シャコらしき生き物についても、残念ながら判定で候補が見当たらず。こちらも「しつもん投稿」を利用します。
この後もいくつか生き物をBiomeで捕獲しました。ヤドカリなど、AI判定で名前の分かるものもありましたが、AI判定では分からないものもチラホラ。本当に名前が分かるのか?少し不安を感じつつ、帰路につきました。
自宅に帰りアプリを確認すると、本日しつもん投稿したすべての生き物について、Biomeユーザーさんから回答が届いていました!
中には、似た種類との見分け方まで教えてくれる神対応のユーザーさんも。
アプリもさることながら、こんなに生き物に詳しいユーザーさんが、多くいらっしゃることに驚きました。
息子にも感想を聞いたところ、
「名前が簡単に分かるから、いろんな生き物の名前を調べたくなった」
「捕まえるとレベルが上がるから、嬉しくなるし、また生き物探しに行きたくなった」
と、高評価なようです。
親としても、生き物をただ眺めるだけでなく、さらに深い知識や、身近な生き物へ興味が広がってくれたことが良かったと思います。
私たちの周りは生き物でいっぱい
気軽にいつでも調べられるBiomeを使うことで、子供だけでなく私まで、日常でも「あの花はなに?」「見たことない鳥だなあ」など、身近な動植物にも関心が向くようになりました。
日々私たちが、たくさんの動植物に囲まれていることに気付かせてくれるのも、Biomeの良さかと思います。
アウトドアは自然を通して、子供の五感を刺激できる絶好の機会。子供たちから生まれた自然への好奇心を高めるためにBiomeはとても便利です。
便利なアプリも活用して、子供たちと一緒に、生き物探しの冒険に出かけてみてはいかがでしょうか。