
ハンガーとアルミホイルがあればフライパンは自作できる。
無人島暮らしを目指して今日も新たなアイデアを実験
いつか無人島で自給自足をしながら暮らすことを目指して、日々サバイバルの修行に励む”さばいどる かほなん”。YouTubeのチャンネル登録数は37万1000を突破。さらに2021年6月22日には、第2作となる著書『アウトドアが100倍楽しくなる! さばいどるのワイルドキャンプ』(すばる舎刊)も発売。そんな勢いのあるかほなんが、災害時を想定した調理器具の作り方を教えてくれた。
“もしものとき”のために備えて
「今回は、”災害時などに役立つかも?”というアイデアとして、ハンガーとアルミホイルで使い捨てのフライパンを作ってみます。用意するのは、ワイヤーハンガーとアルミホイルだけ。ハンガーは、針金だけでできているものを使うのがポイントです。ビニールコーティングされた色がついたものは、火で溶けてしまうので使いません。アルミホイルは、油を使わないでも焦げ付かないフライパン用を使ってみました」

今回、かほなんが災害時を想定して用意した材料。ワイヤーハンガーとアルミホイルのみ。
いつものようにYouTube用のカメラの前で軽快なトークとともに作業を開始した。

YouTube用のカメラの前で焚き火をしながら、この日のテーマを話すかほなん。
限られた材料で簡単に作れる
「まずは、ハンガーの下の部分の真ん中を伸ばして四角形にします。アルミホイルは、二重にするので長めにカットします。それを四角くしたハンガーに巻き巻きします。アルミホイルの端をハンガーの枠にしっかりと巻き付けておきます。これでフライパンのできあがり!」

フライパンの枠は、こんな感じに。

アルミホイルをワイヤーハンガーで作った枠にあわせてカット。二重にするのがポイント。

アルミホイルでワイヤーハンガーを包むような感じで。

アルミホイルの端をワイヤーハンガーに巻く。
道具を使わず素早くフライパンが完成。実際に使えるか、料理をしてみるようだ。

即席フライパンの完成!
果たしてベーコンエッグは焼けるのか?
「映画『ハウルの動く城』に出てきた美味しそうなベーコンエッグのイメージで料理します。材料は、卵2個と厚切りベーコンだけ。これを焚き火で焼いてきま~す」

材料は、卵2個と厚切りベーコン。
簡易フライパンの上に卵2個と厚切りベーコン2枚を載せる。最初は、フライパンを手持ちして焚き火台の上であぶったが、安定しないため網を置いてその上にフライパンを置いた。

今回は、ある程度、焼けるまではアルミホイルで覆わずに調理。
「ある程度、熱が入ったら上にもう1枚アルミホイルを被せてふんわり蒸し焼きにします」

途中からアルミホイルで蓋をして蒸していく。
美味しそうなベーコンエッグが焼き上がった
上から被せたアルミホイルを剥がすと美味しそうな焼き具合のベーコンエッグができていた。

「ジャーン!ベーコンエッグの完成です」
「焚き火だと、ちょっと火が強すぎたかな~???卵がアルミホイルにくっついちゃってますね。このアルミホイルは直火NGだったかも??片面がシリコン加工されているから、ほんとうだったらスルッと取れるんだけど。しょうがない。フライパンから直に食べるか!」
焼き上がったベーコンエッグをYouTube用のカメラで撮影したら実食開始だ。
「美味しい!じつはここに別の撮影で作ったご飯とサバ缶料理があるので、一緒に食べちゃいます。スペシャルな朝ごはんって感じですね。最高~」
ゆっくりと食事を楽しむかほなん。最後に感想を聞いてみた。
ハンガーで作ったフライパン。実験の感想は?
「今日は初めてハンガーでフライパンを作ってみましたが、アルミホイルからうまく剥がれなかったのが残念です。う~ん、もうちょっと工夫が必要な結果になっちゃいました。皆さんも、自分なりに工夫をして、災害時に備えるためとか、ちょっと変わったクッカーづくりとして、キャンプなんかで挑戦してもらえたらうれしいです。今日はここまで。バイバイ~」

試食を終え、感想を語るかほなん。
市販の調理器具でキャンプ飯を作るのもいいが、自分の手で作った道具で料理することで、普段とはまた違った楽しさを発見できる。キャンプに行くときに、そんなアイデアがひとつあると、楽しい時間がさらに充実するのでは?
【ご注意】災害時、非常時を想定して実験しています。アルミホイルによる健康被害などが気になる方は、事前にご自身で調べ、自己判断で行なってください。
構成/山本修二
