ダイエット中のキャンプでも安心!たっぷりの野菜とミックスビーンズで満足感のある”メキシカンサラダ”
暑くなってくると無性に食べたくなるのがメキシコ料理。ここでは、夏向きで食べ応えのあるヘルシーなメキシカンサラダレシピを紹介します。
いろいろな種類の豆が食べられるミックスビーンズ
ミックスビーンズは、数種類の豆を水煮や蒸して缶詰やドライパックに加工したものです。
ミックスビーンズに使われている豆は、ひよこ豆(ガルバンゾ)、青えんどう豆(マローファッットピース)、赤えんどう豆(レッドキドニー)の3種類が一般的です。ほかにも、今回使用したミックスビーンズには、うずら豆、ひよこ豆、白いんげん豆、赤いんげん豆の4種類の豆が使われていました。
自分好みの味、食感のミックスビーンズを見つけてストックしておくと便利
豆には、それぞれに異なる栄養があります。豆の色や形、食感など、自分好みのミックスビーンズを見つけて、ヘルシーで栄養バランスのよい豆をもっと気軽に、キャンプに、日々の食事にどんどん活用してみませんか?
【野菜と豆がたくさん食べられるサルサ・サラダのレシピ】
【材料】3~4人分
・ミックスビーンズ 1缶(240g)
・アーリーレッド(赤たまねぎ)小1個
・ニンニク 1片
・コリアンダー(パクチー) 1株
・完熟トマト 2個
・きゅうり 1/2本
・アボカド 1個
・塩 少々
・胡椒 少々
・ハラペーニョ(あれば) 1本
・チリパウダー(あれば)少々
・タバスコ 適宜
・ライム、または、レモン 1個
・サニーレタス 3~4枚
・トルティーヤチップス 適量
【作り方】
(1)野菜はきれいに洗い水気をきっておきます。
(2)アーリーレッド、トマトは粗みじんに切り、ニンニクはみじん切り、またはすりおろしにします。
(3)アボカド、きゅうりはさいの目切り、ライムはくし形、パクチーはざく切りにします。
(4)ボウルにミックスビーンズ、(2)、(3)を入れ、ライム1/2個分を絞り、塩、胡椒をし10分ほど味をなじませます。
(5)器にサニーレタスを敷き、(4)を入れトルティーヤチップスを添えればできあがりです。
好みでライムを絞って、タバスコをかけていただきます。
メキシコ料理の基本をしっかりおさえておこう!
日本でメキシコ料理といえば、「タコス」、「トルティーヤ」に「サルサ」、「ナチョス」などが人気ですね。ただその違いに疑問を持ったことはありませんか?
「トルティーヤ」ってナニ?
とうもろこし粉を水で練って焼いたものが「トルティーヤ(トルティージャ)」です。トルティーヤは、メキシコ人の主食、ご飯のようなものです。
「サルサ」ってナニ?
サルサは、スペイン語で「ソース」という意味です。サルサはメキシコ料理の味つけに使われる万能調味料です。メキシコはスペインの植民地時代に広まったスペイン料理が味のベースにあります。スペイン語はその名残です。基本になるサルサ(ソース)が、「サルサ・メヒカーナ」と「サルサ・ロハ」。ここで紹介するサルササラダのレシピも「サルサ・メヒカーナ」をベースにしています。
「タコス」ってナニ?
“トルティーヤ”に好みの具材と”サルサ”をのせて包んだものが「タコス」です。
「タコス」の”トルティーヤ”と”タコシェル”の違い
タコスには、とうもろこしの粉で作った柔らかい生地の「トルティーヤ」とタコスをU字の形に揚げた「タコシェル」があります。どちらもタコスに変わりはありませんが、トルティーヤはメキシコ料理、タコシェルはメキシコの隣のアメリカ・テキサス州で生まれたアメリカンスタイルのメキシコ料理「テックス・メックス料理」と呼ばれるものです。
テックス・メックス料理のトルティーヤは原料に小麦粉を使っています。日本で人気の「ナチョス」や「チリコンカン」などは「テックス・メックス料理」アメリカンスタイルのメキシコ料理になります。
メキシコ料理は、世界で初めて”食”の「世界無形文化遺産」に登録された料理です。日本も「和食」が2013年に「世界無形文化遺産」に登録されました。国の伝統文化を「食」を通して楽しみながら、おいしく味わい、知ることができるのはとても素敵なことですね。