サウナ文化が今でも強く残るフィンランドは、サウナのメッカとも呼ばれています。540万人の人口に対して300万かそれ以上のサウナがあると言われ、それぞれの家庭やアパート、また、都市から離れた湖畔にあるサウナだけではなく、オフィスやバー、ゴンドラの中などのユニークな場所にもサウナがあり、サウナは人々の生活に欠かせないものとなっています。
この春、はじめてのヘルシンキ・サウナデーが開催されました。これは普段入ることのできない一般家庭のサウナやホテルのサウナなど、プライベートのサウナが無料で開放されたもので、そのサウナに誰でも入ることができるイベントです。この日のためにチューブサウナやテントサウナなども様々な場所に臨時で設置され、ヘルシンキの街中がサウナを楽しむ人で溢れかえりました。