スイカのネットを作ってみよう
夏に美味しい果物といえば、スイカですよね!キャンプで川遊びをするときや渓流釣りをするときは、デザートのスイカを小川で冷やしてみるのはいかがでしょうか。
スイカの甘みを最も感じるといわれる温度は8〜10度C。冷蔵庫で冷やすよりも、流水で冷やす方がおいしく感じるといわれています。小川がキャンプ場の近くにあるときは、ぜひ試してみてください。
ただ、丸く転がりやすいスイカをそのまま小川に入れてしまっては、あっという間に流されてしまいます。タライのようなものを用意したり、石で囲って簡易的なダムを作る方法もありますが、ネットがあると水の流れをさまたげずにしっかり冷やせます。
この記事ではスイカを上手に固定できるネットの作り方をご紹介します。持ち手がつくことで、道中のスイカの持ち運びも楽になります。
材料・道具
麻紐(他のロープでも可)、ハサミ、定規、テープ
今回は自然に還る素材の麻紐を使いましたが、水に強いPPロープなども適しています。お好みのロープで作ってください。
作り方
今回は直径約14cmの小玉スイカを使います。大きいスイカでも作り方は同じです。
まずは必要な麻紐を切り出します。スイカの円周の3倍の長さで麻紐を切ります。
スイカの円周の3倍の長さの麻紐を、合計6本切り出します。
紐のちょうど半分のところで、6本まとめて結びます。
結び目をテープでスイカに固定します。
紐を2本ずつ6分割にします。
最初の結び目から4〜5cmのところで、2本まとめて結びます。
同様に、合計6つの結び目を作ります。位置がずれてしまうと不格好なネットになってしまうので、定規で測りながら結んでください。
2段目を作ります。1段目の結び目の紐を、それぞれ隣の紐と結びます。
定規で測りながら、等間隔に結んでいきます。
同様に3段目、4段目も等間隔で結ぶと、スイカをすっぽり包むネットの形になりました。
最後に持ち手を作ります。紐を左右6本ずつに分け、それぞれひと結びにします。
結んだ先を三つ編みにします。
左右の三つ編みを結び合わせて持ち手にしたら、スイカネット完成です!
スイカ以外を入れるのにも便利
スイカ以外にも遊び道具のボールを入れたり、玉ねぎやじゃがいもををいくつか入れて風通しのいい場所に干しておいたり。ネットの作り方を覚えておくと、なんでもハンギングできるようになるので便利です。簡単にできるので、お子さまと一緒の工作にも適しています。
今回は6本のロープを使って編みましたが、4本で編めばざっくりとした風合いに、8本や12本にして細かく編めば小さなものでも入れられるようになります。用途に合わせてお好みで調節してみてください。