さて、3番目の写真。
角度を自在に変えられる「バリアングル液晶モニター」がついているので、こんなローアングルでもらくらく撮れます。
実は液晶モニターっていつもはほとんど使わないんです。まわりが明るいと暗くてディテールがよく見えないし、電池の減りも早くなる。たいていファインダーを覗いて撮っています。
でも、「K-70」には、「アウトドアモニター」という機能がついていて、液晶モニターの明暗を簡単に調節できます。
今の愛機「K-3Ⅱ」には無い、自由に角度を変えられるバリアングル液晶モニターとアウトドアモニター機能が斬新で楽しくなっちゃって、今回の撮影では7割くらいライブビュー撮影(液晶モニターを見ながら撮ること)をしていました。
では、最後の写真。
見よ、この解像感! シャープネス!
「リアル・レゾリューション・システム」という機能を使いました。
仕組みを説明するとむずかしいのですが、要するに4枚を連続撮影して、それらを重ね合わせることによって超高精細の画像にしています。
カメラマンの腕ではなく、カメラの腕です……。
重ね合わせなので、風で動いている葉などを撮るとうまくいきません。撮影条件は難しいですが、ハマった時の解像感はフルサイズ機にも負けない描写をしてくれます。
この「リアル・レゾリューション・システム」は、これまでペンタックスでは「K-3Ⅱ」などの高級なモデルのみに付いていた機能です。
ボディのみで7万円台。これはお買い得な1台ですよ。僕は今回もまた、自腹で買ってきます~!
リコーイメージング公式直販サイト
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後編へ続きます。