今度のキャンプの夜ご飯に、チキンステーキはいかがですか?
いつもと違う、大自然の中で味わうチキンステーキは、ひと味もふた味もおいしく感じます。
普段はあまりお肉を食べない僕ですが、なぜかキャンプの日は豪快に焼いたステーキを食べたくなります。
夏の暑い日には、たっぷり野菜と一緒に食べるチキンステーキがおすすめ!
この記事では、スキレットを使った簡単でおいしいチキンステーキのレシピをご紹介します。
キャンプでも簡単!パリパリチキンステーキの作り方
皮をパリパリに焼いたチキンステーキを作るのは、難しいと思っている方も多いのではないでしょうか?
実はちょっとした基本をおさえるだけで、誰でも簡単にパリパリでジューシーなチキンステーキを作ることができるのです。
【材料】1人分
鶏もも肉 100グラム
塩 1グラム
コショウ 少々
オリーブオイル 大さじ2
ニンニク 1かけ
もやし 50グラム
キャベツ 50グラム
ポン酢 適量
【下準備】
食材の大まかな下準備は、自宅で行なうのがおすすめ。
調理道具や水道がいつもと同じように使えるので、お肉や野菜のカットは自宅で済ませてから持って行きましょう。
鶏もも肉から余分な脂肪や軟骨、筋などを取り除きます。
次にお肉の分厚い部分にナイフで切り込みを入れ、肉が平たくなるように開きましょう。
キャベツはひと口サイズに切ります。
【作り方】
お肉からドリップや血が出ている場合、キッチンペーパーでしっかりと吸い取ります。
皮の水分をしっかりと取ることで、チキンステーキをパリパリに仕上げることができます。
お肉の下味として、塩とコショウをふります。
焦げ付きの原因になるため、皮目への塩コショウはしません。
火にかける前のスキレットに、オリーブオイルと鶏肉を入れ、皮目全体にオリーブオイルを馴染ませます。
弱火で皮目から焼きます。
パチパチとお肉が焼ける音がしてきたら、つぶしたニンニクを投入。
ニンニクが焦げないように注意しながら、お肉に香ばしい香りを移します。
さらに10分ほどかけ、じっくりと火を通します。
鶏肉は焼いている時に反り返りやすいので、上から軽く押さえてスキレットに密着させましょう。
皮目にしっかりと焼き色がついたら、アロゼというテクニックを使い、身の部分に火を通しましょう。
アロゼとは、フランス料理のテクニックのひとつ。
鶏肉から出た油分や高温のオリーブオイルをスプーンですくい、お肉に火が通るまで何度もかけます。
アロゼを行なうことで、油に溶け出した旨味やタンパク質を、お肉に戻すことができます。
少し手間はかかりますが、焼き上がりがふっくらジューシーに仕上がります。
お肉に串を刺し、火が通ったことを確認します。
火が通っていたら、お肉をひっくり返し30秒ほど焼きます。
焼けたお肉は一度スキレットから出して、カットしておきます。
カットする時は、皮目を下にすると切りやすいです。
お肉を出したスキレットに、カットしておいたキャベツともやしを入れ、サッと火を通します。
お肉を野菜の上に盛り付けて、上からポン酢をかけたら完成です。
お好みでレモンを絞ったり、スパイスをかけたりしてもおいしく食べられます。
夏の思い出にインパクトのあるキャンプ飯を!
今回ご紹介した、パリパリチキンステーキはいかがでしたか?
仕込みが必要なうえに、アロゼという手間がかかる調理方法なので、お手軽な料理ではありませんが、時間をかけるだけの価値があるおいしさです。
グループでキャンプをする際は、大きな鶏肉を焼くだけでインパクトも強烈!
大きなお肉をみんなでわいわい食べる様子は、きっと楽しい思い出になるはず。
キャンプ飯に悩んでいる方に、ぜひ試していただきたい一品です!