おいしく楽しく効率的な”すいか”の食べ方
夏といえばすいか!ということで、「すいかをおいしく楽しく食べ尽くす」をコンセプトに、すいかのユニークで食べやすい切り方から、熱中症対策にぴったりのすいかドリンクなど4つのメニューを紹介します。全メニューすべてを作る工程で紹介していますが、気になったものだけ作るのももちろんOKです。
まずは、すいかを切るところから。
すいかは縞模様に対して垂直にカットします。厚さは4cm程度にしました。薄めのほうが扱いやすく食べやすいです。
4cm厚で横方向にカットしたら、お皿にのせます。今回は、輪切りにしたすいかの半分をすいかツリーに、残りの半分をすいかピザに使っていきます。すいかの大きさ、食べる人数によって調整してください。
屋外レジャーにおすすめの切り方【すいかツリー(すいかバー)】
「すいかツリー」は、すいかを木の形にカットするだけ、その切り方を紹介します。見た目もかわいいですが、持ちやすく食べやすいので、キャンプなど屋外レジャーにおすすめの切り方です。
(1)輪切りにしたすいかを食べやすい大きさに放射状にカットします。
(2)1ピースずつ、皮の中央部分1/3~1/4だけを残して木の形になるようにカットすればできあがりです。
トマトの甘酸っぱいマリネとすいかのコラボ【プチトマトとバジルのすいかピザ】
口の中がさっぱり!喉の渇きを癒してくれます。
【材料】
・すいか 輪切りのすいか1/2
・プチトマト 10粒~
・バジル 5枚くらい
・レモン 1/2~1個分
・アガベシロップ 適量
・塩 適宜
(1)輪切りにしたすいかの半分をすいかピザにします。食べやすい大きさ(ピース)にカットします。このときピザカッターを使ってもきれいにカットできます。
(2)プチトマト、バジルの半量を粗みじんにカットしボウルに入れ、レモン汁とアガベシロップ、塩少々でマリネします。
(3)(1)にプチトマトのマリネをのせ、残りのバジルを飾ればできあがりです。
熱中症対策ドリンクにぴったり!【すいかのソルティードッグ(モクテル)】
コロナ禍でノンアルコールドリンクが人気ですね。それに合わせてノンアルコールカクテルも「モクテル」という新しい呼び名で注目を集めています。モクテルとは、似せたという意味のmock「モック」とcocktail「カクテル」を組み合わせた造語です。
【材料】2人分 ※100mlのグラス使用
・すいか 200g
・レモン 1/2~1個分
・天然塩 適量
<必要な道具>
・おろし金
・ボウル
・グラス
・濾すもの(茶漉しや晒しなど)
<下準備>
グラスをスノースタイルにします。
小皿に塩を入れ均等にならしておきます。グラスの縁をすいかの果汁で濡らします。グラスの濡れた縁を塩の上にそっと置いて塩をつけてスタンバイしておきます。
(1)すいかはおろし金でおろしやすい大きさにカットします。
(2)ボウルを準備し、おろし金ですいかをすりおろします。
(3)ある程度すりおろしたら、茶漉しやネットを使って果汁を濾します。
(4)(3)にレモン汁を入れて混ぜ合わせます。
(5)スノースタイルにしたグラスにすいかの果汁を注げばできあがりです。
無駄なくおいしく食べ尽くす【すいかの皮のマリネ(浅漬け)】
「すいかツリー」でカットした皮の部分と、「すいかのソルティードッグ」ですりおろしたすいかの皮を使って『すいかの皮のマリネ(浅漬け)』を作ります。浅漬けにすることで、生ごみも減って、無駄なくすいかを食べ切ることができます。
【材料】
・スイカの白い部分(赤い部分を少し入れて)
・塩 適量
・レモン果汁 適量
(1)すいかの皮を食べやすい大きさにカットします。
(2)(1)をボウルや袋に入れて適量の塩をまぶします。レモン汁を加えたら爽やかな漬物になります。
知っておきたい「すいかの食べ方」
すいかは、およそ90%が水分で、果実はほぼ水分でできています。消化がとても早い食べ物なので、食前や空腹時に食べるのがベストな食べ方です。消化に時間がかかる脂ものなどを食べたあと、お腹が満たされたあとのデザートとして食べると消化不良の原因になりますのでご注意を。
おいしいすいかの見分け方
・ツルの付け根をみる
ツルの付け根が少し窪んでいて、その周りが盛り上がっているものを選びましょう。ツル付きの場合はツルが緑色のものを選びます。
・すいかの模様をみる
緑色と黒の模様の境目部分がはっきりしているものが新鮮で甘味があります。
キャンプやBBQなど屋外レジャーのおやつや水分補給には‘‘すいか’’がおすすめ
すいかは、カラダのほてり、熱を冷ます作用があります。果実がほぼ水分なので、すいかを食べるだけで水分補給できちゃいます。ここで紹介したレシピは、すいかのほかにも、塩、レモンを使っています。塩の塩味、レモンの酸味とすいかの甘みのバランスが熱中症や脱水症状の予防になるといわれています。いろいろな予防策を駆使して賢く猛暑を乗り切りましょう。