2020年、アウトドアフットブランド「KEEN」ではミュージシャンであるジェリー・ガルシアとパートナーシップを締結。彼のアートワークをモチーフとする「KEENxGARCIAコラボレーション」の新アイテムを8月1日より発売している。第3弾となる今回登場するのは、スライドサンダル『HOWSER SLIDE』だ。
キャンプでのリラックス時やルームシューズにおすすめ
デザインのモチーフとなっているのは、熱帯雨林保護の必要性を訴えるジェリー・ガルシアのアート作品。伝説的バンド「グレイトフル・デッド」のフロントマンでもあり、リードギタリストとしてアメリカに偉大なレガシーを残した彼は、環境活動化としてアート作品を発表するアーティストでもあったのだ。

「Banyan Tree」9900円

「New York at Night」9900円
第3弾のHOWSER SLIDEはジェリー・ガルシアの作品から「Banyan Tree」と「New York at Night」がモチーフに。クイックな着脱を容易にするスライドタイプながら、甲を深く包み込むアッパーデザインで歩行時には脱げにくい仕様。近所への外出やベランダ、キャンプでのリラックスシーン、そしてルームシューズとしても活用することが可能だ。
地球最大の温帯雨林・トンガス国有林に今起きていること

トンガス国有林を保護することできれいな空気と水、レクリエーション、野生生物、そして大量に蓄えられた炭素を守ることができる。
「KEENxGARCIAコラボレーション」による全世界の売上げの1%は、アラスカに位置する地球最大の温帯雨林・トンガス国有林の保護活動団体に寄付される。2001年より米国森林局が無道区域保全ルールを採択することでトンガス国有林の森林は20年間守られてきたが、2020年にトランプ政権がルールから除外。この決定はトンガス国有林のかけがえのない生態系を壊滅させるだけでなく、地域社会やアメリカの納税者にとって経済的損失となる大規模な木材伐採を生み出す危険なものだ。

Photo:Colin Arisman ドキュメンタリー映画「UNDERSTORY」より
トンガス国有林は、1970年代以降、その50%が伐採されたにもかかわらず、地球上で最も大きな温帯雨林としての地位を保ち続けている。陸上生態系の中で1エーカー(約4047㎡)あたりの炭素密度が最も高く、その密度はなんとアマゾンの4倍。アメリカ大陸に残された最後の「気候の聖域」と呼ばているのだ。日本人もこの問題に関心を持ち、環境保全の輪に加わりたい。
KEEN×GARCIAコラボレーション特設サイト
https://www.keenfootwear.com/ja-jp/garcia/