手軽にはじめるための最小限のキャンプギア
「キャンプをはじめたいけど、まだ一歩を踏み出せない」、そんな方はいませんか?
キャンプギアは多様なラインアップがあり、初心者はどこから手を出すべきなのかを判別することが難しいです。
そこで今回は、はじめてのキャンプにもっていきたい最小限のキャンプギアをご紹介いたします。
また、タイミングよく、最近のキャンプブームにおされて、100均、総合アウトドアショップなどから手を出しやすい商品が発売されています。
はじめるのであれば、今が最適です。まずは、手ごろなキャンプギアからはじめてみませんか?
食事をするために揃えたいギア
卓上コンロ
シングルバーナー、固形燃料と五徳、などキャンプらしさの出る火器はありますが、いちばん手ごろなのは卓上コンロです。
安定して出火できることや、他の火器より使い慣れているためトラブルが少ないことが魅力。
筆者もシングルバーナーなどの火器を所有していますが、卓上コンロも毎回キャンプに持っていっています。
雰囲気が少し損なわれるかもしれませんが、なんだかんだ活躍するキャンプギアです。
はじめてのキャンプはこれをもっていけば、不便な思いをすることはないでしょう。
クッカー
キャンプ場に行くなら、調理器具(クッカー)は最低1つ用意しておきましょう。
レトルト食品やカップ麺など、好きな食品をもっていくのもお忘れなく。
もっと本格的に調理するのであれば、家にあるフライパンや雪平鍋をもっていけば、卓上コンロで自宅のように調理できます。
お皿とカトラリー
キャンプシーズンは、セリアやダイソーなどの100均で、キャンプ用のお皿やカトラリーがたくさん売っています。
上の画像はすべて100均で揃えたものです。
手ごろなお値段でキャンプ気分が味わえるので、お気に入りの商品を探しに行ってみましょう。
泊まるために揃えたいギア
テント
キャンプをするなら必ず購入したいのが、テントです。
お値段はピンからキリまで。
テントはこれ!とこだわりのブランドのある方も多いです。
筆者は寝られるだけでよかったので、雨に耐えられることができる耐水圧1500mm以上のテントを8,000円程度で購入しました。
キャンプ場に行くとソロやカップル、ファミリーのさまざまなテントを見ることができます。
最初はキャンプ場のテントレンタルを利用して、他のキャンパーさんのもっているテントを見ながら、心打たれるテントを探すのもいいでしょう。
テントを汚したくないのであれば、グラウンドシートがあればベター。
なければブルーシートで代用できます。おうちにブルーシートがあればそれをもっていきましょう。
寝袋(シェラフ)
真夏であってももっておきたいのが、寝袋です。地域によっては夏でも気温が一気に下がるキャンプ場があります。
季節によって使うべきシェラフは違うので、シェラフの快適温度をチェックして購入しましょう。
寝心地をよくしたいのであれば、シェラフとは別に1000円前後の銀マットがあれば、快適性があがります。
あわせて検討しましょう。
ランタン
夜は真っ暗になるので、ランタンがあれば安心。LEDランタンはダイソーでも購入できます。
キャンプ初心者の頃、1000ルーメンのランタンひとつもっていったのですが、これだけだと暗くて不便だったため2つ以上ランタンがあると安心です。
参考までに私の今のランタンは
1.1000ルーメンのLEDランタンをメイン
2.250ルーメンのダイソーのLEDランタンをサブ
3.コールマンのガスランタンを雰囲気を演出するため
に使用しています。
1と2だけでも明るくなるので、メインランタンとサブランタンは用意しておくといいでしょう。
キャンプの雰囲気をより楽しみたい方は、ガスランタンやオイルランタンも検討してみてください。
くつろぐために揃えたいギア
イス
イスは、本格的なキャンプを楽しみたいのあればもっておきたいキャンプギア。
筆者は軽くて折り畳みできるタイプと、少し大きくて重たいタイプをもっています。
キャンプ初心者は、この軽くて折り畳みできるタイプからはじめる方が多いです。
大きくて重たいタイプは家での収納の場所をとるのが難点ですが、快適性が上がり、雰囲気も出るので、キャンプにハマったらチェックしてみましょう。
テーブル
食事を食べるにも、食事を作るにも、あると便利なのがテーブルです。
キャンプに参加する人数分のお皿がのる大きさのテーブルを購入しましょう。
私は最初の頃、コンパクトなキャンプにこだわっていたので、小さいテーブルを1個購入しました。
しかし、調理をして、食べて、という一連の動作をする際に、テーブルが小さすぎると作業しづらいことにあとで気が付きます。
2回目のキャンプで、2台目のテーブルを購入。
ミニマムなテーブルで作業するソロキャンパーの方に憧れていましたが、筆者には大は小を兼ねるテーブルのほうが合っていたようです。
ご自身のキャンプスタイルにあわせて、最適なテーブルを探してみてください。
ワンランクアップするギア
焚き火台
より楽しみを増やしたいのであれば、焚き火もチャレンジしてみましょう。
焚き火台を購入したら、焚き火シートや着火剤、薪を購入するのもお忘れなく。
キャンプ場の焚き火ルールや、一般的な焚き火のルールを確認して行なうと安全です。
キャンプを手軽にはじめるための心得
今回は手軽にキャンプをはじめるためのキャンプギアを紹介しました。
1泊のキャンプにハードルを感じる場合は、まずはデイキャンプから。
また、下記のポイントを押さえておくと、揃えやすいでしょう。
1.家にあるものを有効活用
2.100均などで揃えてみる
3.慣れるまでは、かさばらない、軽いものを揃える
テントや焚き火台など、こだわりたいポイントがあればそこだけしっかりこだわる、などお金をかける部分に緩急をつけるのも、キャンプを楽しむ醍醐味。
ハマれば、次はあれ、その次はこれ、とどんどん自分だけのキャンプギアが増えていきます。
最初は雰囲気を楽しんでみるつもりで、無理せず手軽にはじめてみましょう!