季節ごとの食をdelivery華表由夏の子どもと作るキャンプ料理
「前菜にも主菜にも!かたくなったパンもおいしく!夏野菜のパンツァネッラ」
まだまだ夏野菜がおいしい季節。今日は夏野菜をつかった簡単なサラダを紹介します。
バーベキューやキャンプは、ついついお肉料理に偏りがち。「フレッシュな生野菜が食べたい!」と思うことも、しばしば。大人になったなあ、と感じる瞬間です。あまりがちなバケットも一緒に入れて、ささっと出来るサラダをつくりましょう。
つかうのはお好みの野菜、かたくなってしまったパン、あとは塩、酢、オリーブオイルだけ。
これは元々イタリア・トスカーナの家庭料理なのですが、フランスでも似たようなサラダをよく見かけました。
日本で例えると、冷ごはんでお茶漬けを食べるような感覚なんでしょうね。どこの国でも食べ物を大事にする気持ちから、食の文化は生まれてると考えると、やっぱり食の歴史は面白いな~と思います。
かたくなったパンを水で戻すやり方もありますが、水分が多い夏野菜を使うので、塩を使って夏野菜の水分を引き出すレシピにしています。なんとなーく、その方が野菜の栄養を余すことなく摂れるような気がします……!
ひとつのボウルで短時間で出来るので、おうちでもぜひどうぞ。
材料
かたくなったパン 1/3~1/2本
夏野菜 お好みで
きゅうり 1本
トマト 1ケ
プラム 1ケ(おすすめ!)
パプリカ 1ケ
紫たまねぎ 1/4ケ
(あれば)黒オリーブ 適量
塩 適量
ワインビネガー 大さじ2(白・赤どちらでもよい)
オリーブオイル 大さじ2~3
作り方
野菜を一口大に切る。乱切りにすると、表面積が増えて水分を出しやすい。さらにキュウリは一部皮を剥くと、味もなじみやすいのでピーラーがあればぜひ。
紫玉ネギは薄くスライスして、辛味が気になる場合はカットしたあとに広げて置いて、空気に触れさせる。シャキッとさせたい場合は、水にさらしてから水気を切っておく。
黒オリーブが種付きの場合は、包丁を横にして上からグッと潰すと、種がとりやすくなる。
ボウルにカットした野菜をすべて入れる。塩2、3つまみを全体にふりかけるように入れて、少し置いて野菜から水分を出す。
野菜から水分が出たのを確認したら、ワインビネガーを入れる。カットしたパンも入れて、パンに水分を吸わせる。
オリーブオイルを回し入れて、スプーンでざっと混ぜる。10分くらい置いておくと、全体がよく馴染む。
クーラーボックスがある場合は少し冷やすと、さっぱり食べられます。
あれば、季節のフルーツを入れて作ってみてください!生ハムやチーズもおいしいです。
調味料は目分量で入れて大丈夫!味見しながらつくれば、自分好みの味付けになります。洗い物も増えないので、おすすめです。
動画でもお楽しみください!