ダイソーの風よけとセリアの防風板の違いは?
キャンプでカセットコンロやシングルバーナー、五徳を利用して調理するなら購入したいのが、風よけ。
一度でも野外で調理した方なら、風よけの必要性は身に染みているでしょう。
風があると、着火しても火が風に揺られて、調理器具にまんべんなく火がいきわたらないため、調理時間が長びきます。
風よけは、ダイソーとセリア、どちらでも売っています。
しかし、同じ風よけと言えど値段も、素材も、作りも、まったく異なり、どちらを買うべきか少し迷ってしまう方もいるでしょう。
今回はそんな方のために、2つの商品をひとつひとつ確認して、どちらを買うべきかをご紹介したいと思います。
ダイソーの風よけはカセットコンロでの使用に最適
素材はアルミニウム製、8枚のパネルが繋がっています。
お値段は550円。
コンパクトに畳めて、付属のカバーにすっぽりと収納できます。
550円の商品なだけあり、しっかりとした作りです。
ダイソーでは少し高い価格帯ですが、風よけとしては破格なお値段。
両端に土に刺すピンがあります。
下にスライドさせるとピンが出ます。使わないときは、ピンをあげておけば怪我をする心配はありません。
使用するときは、このピンで位置を固定するので、ピンが刺さりやすい場所で調理すると安心です。
大きく板を開けばカセットコンロを余裕で覆えます。
汚れたらスポンジと食器用洗剤でごしごし洗えるので、清潔で使いやすいのが特徴。
毎回のキャンプで活躍するキャンプギアです。
セリアの防風板はメスティン料理に最適
素材はポリプロピレンとアルミニウム。
折りたたみの段ボールのような見た目ですが、お値段はなんと110円。ダイソーの1/5のお値段です。
両端の切り込みをつなげれば連結できます。
中にすっぽりと調理器具が収まると、火が逃げにくくなります。
軽いため、持ち運びしやすいのが特徴です。
風が強い日は飛ばないように注意も必要です。
連結した場合、五徳がすっぽりと隠れるサイズ感。
コンロやシングルバーナーは連結すると使えないので、固形燃料やアルコールストーブで調理するのに適しています。
私は主に、メスティンでご飯を炊くときに愛用しています。
穴が3カ所。ピンを穴に通してから、土に刺して固定します。
ダイソーはピンが両端の2カ所のみなので、板の真ん中が動きます。
対してセリアは両端と真ん中の3カ所にピンを通すことができ、位置を固定しやすいです。
付属品のピンは人差し指程度の大きさで、なくしやすいので、セリアで防風板ごとまるごと収納できるカバーを一緒に購入しておくといいでしょう。
連結しているとカセットコンロは入らないため、カセットコンロを利用する際は外しましょう。
ダイソー同様大きく開きますが、重みがないので、ピンを通して土に固定して、可能であれば石などで動きにくくしたほうがよさそうです。
風よけは2つあっても困りません!
結論、どちらも使いやすいので2つあると便利です。
ダイソーはカセットコンロ用に、セリアは五徳とメスティンを使用してご飯を炊く用に。
同時に使うと調理時間が短縮できます。
カセットコンロや五徳を、地面に置いて使うことに抵抗がある場合。
ダイソーで売っている焚き火シートや、セリアで売っているカセットコンロシートを下に敷いて使うなど工夫してみましょう。
風の抵抗がないと調理は順調に進みます。キャンプ飯に興味がある方は、ダイソーとセリアで風よけを手に取ってみてくださいね!