「ちょっとだけ入ればいい」のニーズを満たすクーラーバッグ
クーラーバッグというと、持ち手がついている箱型のもの、あるいはトート型のものがポピュラーです。
それらのタイプは、サイズの選択肢が豊富なことや、クーラーバッグ単体で持ち運びやすいことなどがメリット。
その反面、多くの製品においてリュックやショルダーバッグへ入れるのが難しく、いわゆるバッグインバッグとして使うことができません。
そのためサイクリングやハイキングなど、荷物の量をできる限り抑えたいシーンには不向きです。
そのようなシーンでの使用に最適なのが、サーモスが販売する「スポーツ保冷バッグ」です。
本体はクラッチバッグのようにスリムで、本体重量は約85g(実測値)と軽量。柔軟な素材で作られているため、リュック内部の隙間にもすんなり入ります。
持ち手やポケットなどがないスッキリとした形状のため、リュック内部のスペースを無駄に使うこともありません。
カラーは「ブルーシルバー」と「ブラックオレンジ」の2種類。価格はオープン価格とされていますが、公式オンラインショップでは1320円と非常にお手頃。
1〜2人分のジュースを冷えたままにしたいとき、屋外でコーヒーと一緒に楽しむためのチョコレート菓子を持ち運ぶときなど、ちょっとしたものを保冷しておくのに便利なクーラーバッグです。
サーモス独自の断熱構造「アイソテック」を採用
一見すると「あくまで短時間かつ、簡易的な保冷に使用するためのもの」と感じられるかもしれません。
しかしそこは保冷技術の高さに定評があるサーモスのアイテム。見た目以上にすぐれた保冷性能を備えています。
サーモスが公表しているデータによると、ペットボトルに入った4度Cの冷水をそのままの状態で放置した場合と、スポーツ保冷バッグに入れておいた場合とでは、3時間後の温度に倍以上の差が生じたとのこと。
これを可能としているのが、サーモス独自の技術であるアイソテックです。アイソテックはポリウレタンや発泡ポリエチレンなど、複数の素材からなる断熱構造。
薄いシートにアルミ箔を貼っただけのクーラーバッグとは、まったくの別物といえます。
ロールトップ式で開け閉めが簡単
スポーツ保冷バッグの口は、クルクルと巻き取るロールトップ式。
完全な密閉はできないものの、内部の冷気が外に逃げにくい構造です。口の固定はマジックテープでおこないます。
開け閉めの際にわずらわしさを一切感じることがなく、まさにストレスフリー。
ファスナーなどの金属パーツを一切使用していないため、リュックへ一緒に入れている大切な道具を傷つけません。この使い勝手の良さも魅力的な部分です。
500mlペットボトルが3本入る容量
肝心の容量は3L。500mlのペットボトルが3本入ります。
内部の高さに関しては、500mlのペットボトルでちょうど良い感じです。600mlのペットボトルもギリギリ入ります。
ペットボトルの飲み物1〜2本と軽い食事やおやつを入れ、隙間に保冷剤をさし込む。このような使い方をすると、3Lの容量を無駄なく使い切ることができます。
軽い昼食をはさむアクティビティーにおいて、まさにピッタリといえる使い方です。
ソフトタイプの保冷剤が付属
スポーツ保冷バッグには、300gの保冷剤が1個付属しています。この保冷剤には取り立てるほどの特徴はありませんが、別途購入せずに済むのは助かります。
まずは付属の保冷剤を使用してみて不足を感じた場合は、より保冷時間が長いものを購入するといいでしょう。
アイスや氷の保冷に使用したい場合は、氷点下まで冷やせる保冷剤が必要です。パッケージに「氷点下」や「−16度C」などと書かれている保冷剤を選びましょう。
そして保冷剤を購入する際には、スポーツ保冷バッグが持つコンパクトさがスポイルされないように、サイズと形状をよく考えて決めましょう。
オンリーワンなクーラーバッグ
携帯性とともに必要十分な容量を確保した、絶妙なサイズ。
ロールトップとアイソテックの構造がもたらす、すぐれた保冷性能。
低価格でありながら、ハイクオリティ。
これらの特徴を持つサーモスのスポーツ保冷バッグは、替えがきかないオンリーワンな存在です。
サイクリングやハイキングなどの、普通のクーラーボックスを持つことができないアクティビティ、かつそれほど大きな容量が必要ない状況。
そのような場においてこそ、光る魅力を持っているクーラーバッグです。
サーモス スポーツ保冷バッグ REY-003
サイズ:幅19.5×奥行き9×高さ26.5cm
容量:3L
重量:400g(保冷剤含む)
価格:オープン価格