できるだけ無理なく、楽しんで設営するのがおすすめ!
キャンプ場についたら、まず何をしたらいいのか悩みますよね。
たくさんあるキャンプギアのなかで、どこから手を付ければいいのか考えていたら、「いつの間にか時間が過ぎ去っていた」なんてこともありえます。
そこで今回は、「無理なく楽しむキャンプ」のための5つの設営手順をご紹介します。
この記事を読めば、キャンプ場で「まずはコレ」「次はコレ」と効率よく設営していくことができます。
焦ることなく、休憩を挟みながらひとつひとつ丁寧にやっていきましょう!
手順1はタープ設営!天気から身を守ろう
キャンプ場について一番にやってほしいのが、タープの設営です。
タープは、日差しを遮って、太陽から体力を奪われないようにしたり、雨を防いで、キャンプギアを水滴から守ったりすることができます。
タープの設営は、慣れれば20分程度でできますが、初心者のうちは1時間ほどかかることも。
事前に取扱説明書、動画やブログで設営のやり方を覚えておくとスムーズなので、初心者は必ずチェックしておきましょう。
キャンプ場の地盤が固い場合もあるので、ペグも30cm以上の鍛造ペグを余分にもっていっておくと安心です。
手順2はテーブルとアウトドアチェアを組み立てて休憩
タープはリビングのような立ち位置で考えるといいでしょう。
タープの設営が完了したら、テーブルとアウトドアチェアを出します。そこでお部屋のように休憩することができます。
テーブルとアウトドアチェアは5~10分あれば、さくっと組み立てられるでしょう。
アウトドアチェアがあれば、景色をぼうっと眺めたり、他のキャンパーさんのテントやキャンプギアを遠目で眺めたりと、のんびりした時間をすごせます。
手順3は調理器具を出してコーヒーブレイク
ブレイクタイムやランチをするなら、このタイミングがチャンスです。
クッカーやケトルなどの調理器具をとりだして、コーヒーを淹れたり、ランチを作ったりしましょう。
お湯を多めに沸かして、コーヒー以外にもカップラーメンなどの軽食を準備して、効率よく休憩するのもおすすめです。
ちなみに、キャンプ場のチェックインの時間が13時以降の場合、このタイミングでランチをつくるとランチタイムから大幅にずれ込みます。
チェックインの時間が遅い場合は、ランチは来る途中にすませてくる、などの工夫をすると心理的に余裕がうまれます。
本格的な料理は時間に余裕のあるときに、気合いを入れてやるといいでしょう。
手順4はテント設営、日が暮れるまでに寝室を作ろう
コーヒーを飲んで一息ついたら、テントの設営を開始します。
テントを寝室としてとらえれば、キャンプ場についてすぐに設営する必要はありません。
しっかりと休憩をとったあとに、暗くなる前までに組み立てましょう。
手順5は寝室に寝袋の準備を
テントの設営が完了したら、寝袋を用意しましょう。
こちらも寝る前までに準備しておけば問題ありませんが、ご飯を食べたあとはまったりモードになりやすいので、夕飯前にさくっと就寝準備を終わらせておくのがおすすめです。
寝袋の準備ができていれば、お酒をたしなんだりしてキャンプ仲間と語らったあと「そろそろ寝ようか」というタイミングで、寝袋の準備を気にせず、心地よく眠りにつくことができます。
基本の手順を忘れず、状況に応じてアレンジ
いかがだったでしょうか。今回ご紹介した手順は以下の5つ。
1.タープの設営
2.テーブルとアウトドアチェアの組み立て
3.調理器具を出してコーヒーブレイク
4.テントの設営
5.寝袋の準備
私たち夫婦のキャンプでは、基本的にはこの手順で設営を行なっています。
しかし例外的に、雨の日のキャンプは、土がびしゃびしゃになる前にタープの次にテントをささっと設営することもあります。
状況に応じてアレンジして、「雨の日はこの手順」「風が強い日はこの手順」などキャンプを重ねていくたびに、自分たちがやりやすい手順をみつけていきましょう。