クーラーボックスはキャンプにおいて、なくてはならない道具の一つです。著者が愛用しているのはSEATTLE SPORTS(シアトルスポーツ)のソフトクーラー「フロストパック」です。シアトルスポーツはソフトクーラーを初めて市場に送り出した、歴史あるメーカー。看板商品であるフロストパックはソフトクーラーの元祖です。
今回はフロストパックを長年使用している著者が、その魅力をお伝えいたします。
つくりが頑丈で、長持ちする
フロストパックはとにかく、つくりが頑丈です。キャンプや、それ以外のお出かけに、著者は10年以上使用しています。出かけた先で、地面に直置きすることもあり、ハードに使用していますが、今のところ故障する気配がありません。
フロストパックは、本体から持ち手部分まで、こだわった素材を使用しています。したがって、非常に頑丈です。
フロストパックの表面の素材はビニール素材、持ち手部分はポリエステル素材です。ビニール素材やポリエステル素材は、ナイロン素材とは違い、水分を完全にはじくことができます。保水しないので、湿気による素材の劣化がおこりにくく、長年使用することができるのです。
また、表面のビニール素材は19オンスあり、しっかりとした厚みの頑丈な素材です。
ハードクーラーの場合、岩などの硬いものにぶつけてしまうと、ヒビが入るなどして、破損してしまうことがあり、取り扱いには注意が必要です。
反面、ソフトクーラーのフロストパックは、硬いものにぶつけてしまった場合も、故障知らずです。
完全防水なのでメンテナンスが容易
パーツを組み合わせるのに、糸で縫い合わせた場合、シーム(縫い目)から水が浸入してしまうことがあります。フロストパックはほとんどのパーツを高周波で癒着しています。シームから水が浸入する恐れがありません。
ビニール製の表面は水を完全にはじきます。水だけではなく、汚れも染み込むことがありません。水をかけるだけで、表面に付着した泥や砂を落とすことが可能です。メンテナンスがとっても簡単ですね。
優れた保冷性
フロストパックは、内側にアルミ製の断熱層があります。断熱層が熱の侵入を防ぐため、冷気を内部に閉じ込めます。
保冷効率が高いソフトクーラーです。
著者が使用しているのは過去のモデルなので、現在は販売されておりません。現行のものは断熱層が二重になっているため、さらに保冷力が増していますよ。
そのサイズ感
フロストパックには、様々なサイズがあります。
最も小さく、持ち運びに便利な12QT(約11.3リットル)。ソロキャンにおすすめの、小ぶりな23QT(約21リットル)。今回ご紹介している25QT(約23.6リットル)。大容量の40QT(約37.8リットル)です。
フロストパック25QTは、ファミキャンを楽しむ方におすすめです。4人家族の我が家の場合ですが、1泊2日ならば、フロストパック25QTだけで、冷やしたいものを全て入れておけるほどの余裕がありますよ。
軽量で収納しやすい
フロストパックだけでなく、ソフトクーラーの良い点ですが、ハードクーラーに比べて軽量です。
使わないときは、折りたたんで小さくすることができます。キャンプの帰りなどは車の空きスペースに収納できるので、重宝しますね。
実際にどれだけのものが入るのか?
フロストパック25QTに実際にどれだけのものが入るのか見てみましょう。350mlビール缶を入るだけ入れてみます。
なんと!段ボール1箱分(24缶)の350mlビール缶が入りました!ビール缶の下に保冷剤を入れて、蓋を閉めることができましたよ。
さいごに
フロストパックは頑丈で長く使用することができます。レッド、イエローなどの目を引くカラーから、タンやホワイト、ブラックの落ち着いたカラーがあります。メインクーラーとしてだけではなく、サブのクーラーの購入を検討している方にもおすすめです。ぜひチェックしてみてくださいね。
シアトルスポーツ フロストパック25QT
サイズ:H20.3×W48.2×D27.9cm
重量:1496g
容量:約23.6L
素材 : 本体/19オンスビニール素材 持ち手部分/ポリエステル
価格:7,480円