2019年11月22日にリニューアルオープンした渋谷パルコ。次世代型商業施設を位置づけ、ファッションだけでなくアートやカルチャー、エンターテインメント、テクノロジーなど多彩な要素を織り交ぜることで、都心に住む人や若者へ文化的情報発信をしている。
この度、9月10日(金)に5階にアウトドアをテーマとしたゾーン「PARCO OUTDOOR PARK(パルコ アウトドア パーク)」をオープン。初日の朝にメディア向け内覧会が行なわれたので、ひと足先に入って中の要素を見てきた。
都心でも気軽にアウトドアカルチャーが味わえる特別ゾーンが誕生
このゾーンには日本で人気の高いアウトドアブランドが出店。常設ショップは6つ、ポップアップショップは2つを展開し、新商品や限定商品、他店では利用できないサービスを提案する。
今回お邪魔した中で注目度の高かった3つのブースを紹介しよう。
1.ノルディスク キャンプ サプライ ストア シブヤ
まずはノルディスク キャンプ サプライ ストア シブヤ。ここはROOTというショップが運営するノルディスクのオフィシャルコンセプトストアで、世田谷店、京都店に続く3店舗目。
今回出店するゾーンの中では一番面積が広く、ノルディスクを代表するレガシーシリーズやファニチャー、キャンプでも街中でも着られるアウトドアウエアなどを販売している。
目玉商品は限定のギアコンテナとビッグトート。撥水加工を施したキャンバス生地を使用し、ウェビングテープを1周するように装備して見せる収納ができるようにした。
また、マウンテンリサーチとコラボしたアニマル刺繍のTシャツや、カーミットチェアに張り替えられる特製生地なども販売。
さらに、コラボ商品だけでなく今をときめく人気アイテムも多数販売。数量は限定になってしまうが、手に入れるのが困難なアイテムを多く販売していることに驚いた。
2.ogawa グランドロッジ
ogawaではファミリーテントを常時設置したレイアウト。
同ブランドはテントが主力商品のため、ショップは車を横付けできる立地に出店することが多かったが、来店する層がある程度限られるため、都心に住む人や若者にも商品を見てもらいたいと考えていたことから、パルコへの出店を決意したそうだ。
同店は要望に合わせてテントの設営レクチャーを受けることができる。事前予約制で、お店に人がいない場合は店頭にて、心配な人は電話で事前に話しておくとスムーズに行うことができる。
ただし、高さに制限があるため、ピルツといったワンポールテントや大型テントは設営ができないものもあるとのこと。
そのほかの特徴として、「釣り×キャンプ」を提案するそうだ。釣具を大々的に販売するわけではないが、店内奥にスウェーデンの総合釣具メーカー、アブガルシアのアイテムを販売する。
ラインアップは竿やソフトクーラーなど少量ではあるが、キャンプの新たなアクティビティとして注目されている釣りに少しでも興味を持ってもらえるようにするそうだ。
また、ogawaのテントや釣具以外に、先行発売のダウンシュラフや小物も充実。オンラインストアでもすぐに完売になってしまう人気商品も置いており、このあたりもぜひチェックしておこう。
3.エル・エル・ビーン ポップアップストア
アメリカの総合アウトドアブランド、エル・エル・ビーンのお店では、主力であるウエアを販売。男性だけでなく女性もあり、若いカップルや都心のファミリー層に向けたラインアップになっている。
目玉商品は、アメリカ本国でしか販売していないホームコレクション。ブランケットとラグはアメリカ製にこだわった丈夫なつくりのもので、クッションは一般的な大きさのハーフサイズ。家にいてもアウトドア感が味わえ、気分もワクワクすることだろう。
そのほかに、吉祥寺店と銀座店でしか設置されていない刺繍サービスを実施。通常では刺繍を依頼すると1週間〜10日はかかるが、ここでは即日にできあがるのでプレゼントなどにピッタリだ。
パルコ アウトドア パークではそのほかに、注目度の高いアウトドアブランドやハードウエアブランド、シューズブランドも出店しており、キャンプにも役立つアイテムが勢揃いする。
なお、9月10日(金)〜16日(木)の1週間はアウトドアウィークと題した記念イベントを実施。ノベルティやペイバック、クーポン配布など買い物を盛り上げるコンテンツがあるので、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。
施設概要
渋谷パルコ
東京都渋谷区宇田川町15-1
TEL:03(3464)5111
営業時間:11:00~20:00(物販、当面の間)、11:30~20:00(飲食、当面の間)
※商品については各店舗へお問い合わせください
パルコ アウトドア パーク 公式サイト
https://shibuya.parco.jp/page/outdoor/