半日ツアーもあるのですが、なぜ1日ツアーに参加したかというと、このMaukaのツアー名物とも言える、ランチとおやつの時間があるから。ランチタイムにはできたてのごはんをケータリングしてくれるのです。 のり子さんの実家は岩岳の農家民宿「やまじう」。お母さんの和子さんは郷土料理名人でもあり、私の味噌作りの師匠でもあります。そしてのり子さんも調理師免許を持っていて、学生寮の食堂で腕をふるっていた経験あり。この日のメニューは信州福味鶏のオーブン焼き、白馬特産の紫米ごはんと茹でたてトウモロコシ、サラダにスープ。「地産地消を目指していて、今日使ったキュウリ、ニンニク、玉ねぎもうちの畑でとれたものなんです」とのり子さん。
そういえば、初めてやまじうにおじゃましたときに「畑でズッキーニを収穫してきてー」と言われて行った先が、ゲレンデだったのには驚いた。夏はゲレンデの裾野が田んぼや畑になっているのです。アウトドアガイドと農家、2つの生業が両立している。これも白馬らしいライフスタイルなのです。
MaukaのSUPツアーの魅力は、なんともアットホームなところ。今回は山女子部のメンバーたちが「夜は雪のスライドショーを見ながら、BBQするんです」と、自分たちで参加者を募っていました。リピーター率が高く、参加者自身がツアーを軸にして白馬での遊びやMaukaファミリーと会うことを楽しんでいるという雰囲気。