2022年春から発売する、ロゴスの新商品発表会。今回も圧倒的な商品数で、広い会場を独自の世界観が展開されていた。どれも魅力あふれるデザインや機能だったが、その中でも気になったアイテムを厳選して紹介する。
2022ロゴスショーで見つけた便利なキャンプギア9点
全面開放できるクラシカルなロッジ型テント
ここ最近はロッジ型テントが人気を集めている。ロゴスからもそれにインスピレーションを得たテントが発売される。インナーテントは吊り下げ式になっているため、使用せずに簡易タープとして使用できるようになっている。
室内高は2mでゆったりした空間が広がり、移動や着替えも楽チン。また、出入り口はロゴス独自のC型ドアを採用し、ベンチレーション機能も備えている。さらに、出入り口だけでなく左右のパネルをはねあげれば全面を解放することも可能。通気性と遮光性を兼ね備え、来年注目されること間違いなしのテントだ!
前室を広くとったワンポールテント
ワンポールテントの難点といえば、インナーをつけると前室がほぼない状態に等しくなること。この「Tradcanvas Tepee リビング400-BB」は、入り口にポールを通すことで前室を確保し、靴の脱ぎ履きがしやすくなった。
フライシートにはUVカット加工を施した難燃性ポリエステルを使用し、耐水圧は2,000mmをマーク。インナーテントにも撥水加工を施しているが、外せば広いシェルターとしても使える。ワンポールテントは好きだがちょっと使いにくい……と思っていた人にはおすすめだ。
無段階に脚の長さを調節できる手洗い可能なテーブルシリーズ
河原や海辺など足場が悪い場所でキャンプやバーベキューをする人もいるだろう。「丸洗いアジャスターテーブル」シリーズなら、54〜81cmの間で無段階に脚の長さを調節できるので、場所に応じて天板を水平にできる。
テーブルはハイスタイルからロースタイルまで調整できるほか、キッチンテーブルはハイスタイルから立って使用する高さまで調整できる。さらに、ほぼすべての部品にアルミが使われているため、洗剤を使って天板を丸洗いできる。汚れやウイルスが気になる人でも安心して使えるのも魅力なのだ。
武骨な見た目でオシャレにアイテムを収納
会場でおおいに盛り上がったのが、こちらの「Loopadd」シリーズ。可愛らしくポップなアイテムが多いロゴスでは珍しく、大人の男性でも目に留まりそうな武骨なカラーとロゴデザインに仕上げている。
発売されるのはソフトクーラー、コンテナの2種類で、前者は2サイズ、後者は3サイズを展開。それに加えて、ウェビングテープに付けられるポーチも同時販売予定。すべて折りたたむことができるので、使わないときには薄くして持ち運べるのも嬉しい。ギアコンテナはここ最近のトレンドアイテムにもなっているため、来年はこちらも注目商品としてあがりそうだ。
メスキットの使い幅をあげてくれるざる
鍋や皿代わりに使える飯ごう・メスキットにすっぽり収まるサイズの「メスキットぴったりざる」は、アルミメッシュを全面に配した新作。
メスキットの中に入れてもハンドルが外に出るようになっており、その反対にハンドルを内側へ折りたためば中に収納することも可能。水切りからポップコーン調理、揚げ物まで幅広く使えるおもしろいオプションだ。
鉄の職人シリーズに新しい調理器具が仲間入り
金属板を回転させながらヘラを押し当てて変形させるヘラ絞り。その技術で仕上げた鉄の職人シリーズは、ソロキャンプやブッシュクラフトスタイルのキャンパーなどこだわりのあるキャンパーに人気である。来年には、それに鍋タイプが仲間入り。
素材は変わらず重厚感のあるスチールを使用。ハードテンパー加工により、油ならしをする必要もない。サイズはS〜XLの4サイズで、それぞれ本体とフタが付いている。また、別売りでこの鍋に使えるハンドルも販売されるので、和食料理も簡単になりそうだ。
既存品より簡単に使えるダンボールスモーカー
燻製料理が浸透してきている昨今。ロゴスからもスモーカーはいくつか販売されているが、この「LOGOSの森林 クラフトスモーカー EMiwa」は持ち運び、組み立て、そして処分が簡単なダンボールタイプが発売される。
既存品は六角形の3段タイプだが、こちらは長方形でパタパタと折ればすぐに作れるので、初めて使う人でも安心。また、付属の焼き網が2枚あり、それを差し込んで2段で調理するので、まとめて調理することもできる。燻製調理に挑戦したい人はぜひ試してみてはいかがだろうか。
張り綱の好きな場所にモノを引っかけられるフック
張り綱にライトやタオルを引っかけたい人に、この「ロープたこフック」は便利。タコの脚のように伸びたデザインから名付けられたこちらは、張り綱のどこにでも小物を引っかけられる。
一般的なフックはモノをかけると重さで下へズリ落ちてしまうが、これは2つのかけ部分が張り綱にぴったりと固定され、まったく落ちていかない仕組み。しかも1個の重量は10gと非常に軽いため、ポケットに入れても重さを感じさせない。4個セットで販売される予定。
ソロキャンプやギフトにぴったりなサイズ
ひとりでも使える小さいグッズも登場。ロゴスカフェシリーズのこちらは、京都にあるロゴスランドで提供するコーヒーと同じ豆をパッケージにしたもの。
販売するのは、独自で配合したランドブレンドと、液体二酸化炭素抽出法でカフェインを90%以上除去したデカフェモカの2種類。どちらも生豆(なままめ)なので、自身で焙煎して好きな挽き具合で楽しめる。
コーヒー豆だけでなく、ポップコーンの豆も販売。遠火で3分ほど振り続ければ簡単にできあがるので、子供との共同おやつ作りにもひと役買うこと間違いなしだ!
このほかにも様々なキャンプ用品や防災用品、ウエアが展開されていた。新商品の販売は来年の4月以降に順次発売予定。それまで期待していよう。
「2022 THE LOGOS SHOW」は感染予防対策を徹底し、完全事前予約制、人数制限を行なったうえで開催されました。また2022年春発売予定の商品につきましては、仕様や価格は2021年9月時点の情報のため、変更および発売延期・中止になる場合があります。
ロゴス 公式ページ
https://www.logos.ne.jp