神戸市北区・西区の自然豊かなエリアを中心に、地域貢献とテントサウナをコラボさせたイベント「Neighbor’s TentSauna」が開催される。山道の整備や寺の清掃などを行なう同イベントは、豊かな自然や文化遺産に触れることでリフレッシュ効果抜群。今話題のテントサウナも体験できる、癒しの催しだ。
ジワジワ人気が高まるテントサウナの魅力とは?
テントサウナとは、熱などに強い専用のテントに薪ストーブを入れ、熱したサウナストーンに水をかけて楽しむ、今話題のアウトドアアクティビティ。水着の上にTシャツやタオルポンチョを着てテントに入り、暑くなったら水風呂の代わりとなる川や湖へ入る。
テント内で火器を扱うので、専用の道具やアウトドアの知識などが必要ではあるものの、自分の好きなロケーションでサウナを楽しめる非日常の開放感は格別だろう。
神戸の魅力を3回に分けて堪能
今回のイベントは11月末まで全3回の開催を予定している。1回目はすでに終了しているため、2回目と3回目の内容を紹介する。
<第2回>六甲山の自然学習、ドローンによるハイキングコースライブとテントサウナ
第2回は、神戸鉄道・神戸市と一緒に「神鉄ハイキング特別編」として開催。下唐櫃地区の杉林や広葉樹林の整備・活用現場を見学してから、神戸鉄道有馬口駅、山王神社、東山橋、逢山狭をめぐるコースをハイキングする。
参加者は、コースの説明などを受けた後、ゴールとなる逢山狭を目指して自由に散策OK。テントサウナも逢山狭に設置される。イベント当日は、10時〜12時までの間、YouTubeでコースや景観をドローンライブ配信する予定なので、空からの旅を楽しむのも一興だ。
<第3回>国宝建造物「太山寺」の床磨き体験と、なでしこの湯にてテントサウナ
第3回は、由緒正しい国宝のお寺の床磨きを体験する珍しいイベント。朝の凛とした空気の中で掃除を行ない、終わった後は、縁側で座禅を組んだり、自由にお寺の庭を散歩したり、思い思いに朝の時間を味わえる。
その後は、お寺出て周囲を散策し、少し疲れたところで隣接している銭湯「なでしこの湯」へ移動。特設会場でテントサウナを体験するという趣向だ。もちろん、「なでしこの湯」のお風呂も入湯可能。まさに、身も心もととのう1日となりそうなイベントである。
イベント概要
<第2回>六甲山の自然学習、ドローンによるハイキングコース説明とテントサウナ
日時:2021年11月13日(土)10時〜15時
場所:神戸市北区唐櫃台 逢山狭付近
定員:20名
参加費:¥1,000(テントサウナ代のみ/ハイキング参加費無料)
<第3回>神戸市唯一の国宝建造物「太山寺」の床磨き体験の後、なでしこの湯にてテントサウナを体験
日時:2021年11月23日(火・祝)8時〜12時
場所:神戸市西区伊川谷町 太山寺
定員:20名
参加費:¥2,000(テントサウナ代/なでしこの湯入浴料)
イベント公式ホームページ
https://www.neighborstentsauna.site