秋こそキャンプを楽しみたい!
食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋……と楽しい季節がやってきました。今年は「キャンプの秋」を味わってみませんか?
気候がさわやかな秋におこなうキャンプは、他の季節にはない快適さがあります。
暑い夏のキャンプではぐずってしまうお子さんも、気持ちのいい秋なら楽しめるようになるかもしれません。秋はファミリーキャンプを楽しみたい人に、ピッタリの季節です。
今回は秋のファミリーキャンプをオススメする理由と、楽しむうえでの注意点を紹介します。
これからファミリーキャンプを始めようと思っている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
オススメ理由1:虫が少ない
夏と比べて、秋は虫が圧倒的に少なくなるので秋キャンプがオススメです。
夏の夜はライトにハチやクモ、見たこともない大きな虫が集まってくることもしばしば……。
秋ならライトをつけても、大きな虫はほぼ寄ってこないので、落ち着いてキャンプが楽しめます。
蚊やアブもいないので、虫に刺される心配がなくなるのもうれしいですね。
オススメ理由2:夏に感じるストレスがなくなる
秋は夏に感じるストレスがなくなるので、キャンプをするのに向いています。
たとえば夏の炎天下では熱中症や日焼けが気掛かりです。また汗をかくとあせもになって肌がかゆくなり、皮膚の弱い子どもはかきむしってしまうこともあります。
筆者の子どもは肌が弱く、あせもになりやすい体質です。あせもをかき壊して、とびひになったことも。
しかし、秋は汗をかきにくいので肌をかきむしることが減り、キャンプあそびに集中できます。
秋は熱中症が起こることも少なくなり、ほとんど汗もかかなくなります。夏に感じていた心配やストレスがなくなるため、親子共にキャンプを思いっきり楽しめるようになるのでオススメです。
オススメ理由3:紅葉を楽しめる
秋は紅葉が楽しめるようになります。
関東でも標高の高いところは、10月ごろから紅葉が見られるので、インターネットや雑誌で紅葉スケジュールなどを確認しておくといいでしょう。
紅葉は子どもが喜ばない? いいえ、そんなことはありません。
落ち葉を集めて頭から降らせたり、拾った落ち葉を使ってアート作品を作ったりして、しっかり楽しむことができますよ。
2〜3歳くらいの小さなお子さんなら、松ぼっくりやどんぐりを拾うだけでも十分楽しめます。
オススメ理由4:キャンプごはんがおいしい
秋はおいしい食材が満載の季節です。新鮮な地のものを買って食べられるのは、キャンプの醍醐味ですよね。
秋の味覚の代表格であるさつまいもをアルミホイルに巻き、焚き火台に入れておくだけでおいしい焼き芋ができあがります。
難しい調理をしなくても、十分おいしいごはんが食べられます。旬の食材を使って、キャンプご飯を楽しみましょう。
秋のファミリーキャンプの注意点
楽しい秋キャンプですが、小さなお子さんを連れていく場合は注意しておきたいこともあります。
気温差が激しいので、体調の変化に注意
標高の高いキャンプ場は、朝晩の気温差が大きいものです。衣類や寝具を調節して、体調を崩さないよう注意しましょう。
10月上旬の長野県のキャンプ場では、晴れている日中は半袖が快適でも、朝晩はダウンジャケットを着ても寒く感じました。
小さな子どもは自分で衣服の調節ができません。あらかじめ当日の気温を調べておき、それに合った服装を大人が用意するといいでしょう。
子どもの動きには常に注意をはらっておく
夏と比べて、秋は日没時間が早くなります。
あたりが暗くなってきたら、特に注意したいのが足元です。
キャンプではテントやタープを設営する際に、ペグを打ち込みます。夜になると、大人でも気づかずにつまずくことがあります。
子どもは足元を見ずに、目的の方を見て移動するので、なおさら足を引っ掛けやすいものです。
子どもとのキャンプは、何が起こるかわかりません。
キャンプ場では走らない、大人の目の届かないところへ行かないことを約束し、危険のないよう見守る必要があります。
まとめ
秋のファミリーキャンプの魅力や注意点について紹介しました。
一年のうちで、秋はもっともキャンプを楽しめる季節だと思っています。しかし小さな子どもを連れてのキャンプを楽しむには、注意しなければならないこともあります。
危険のないよう注意しつつ、秋のファミリーキャンプを思いっきり楽しみましょう!