コスパ最高の薪割りナイフ「FALCON2」でブッシュクラフトをやってみた
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    2021.11.07

    コスパ最高の薪割りナイフ「FALCON2」でブッシュクラフトをやってみた

    写真は全て著者私物です。

    みなさんは、FALCON2というナイフをご存知ですか?

    FALCON2は、「バトニング」(薪にナイフを食い込ませ上からたたいて薪を割る技術)や「チョッピング」(ナイフを木にたたきつけて切り込みを入れたり枝を落としたりする技術)など、「ブッシュクラフト」(最小限の道具でアウトドア生活を行う技術)のナイフとして非常におすすめです!

    この記事では、10月13日に発売されたばかりのFALCON2の気になる使用感や、実際にブッシュクラフトをやってみた結果などを徹底レビューします!

    ブッシュクラフト用ナイフを探している方は、ぜひ参考にしていただけたらと思います。

    FALCON2とは

    箱もおしゃれなアルテマナイフ。

    FALCON2は、アルテマナイフというブランドから販売されているブッシュクラフト用のナイフ。

    現在はAmazonのみで販売されています。

    FALCON2のスペックは以下の通り。

    ブレードの長さ 110mm
    ハンドルの長さ 130mm
    ブレードの厚み 4.7mm
    ナイフ本体重量 実測253g
    シース重量 実測42g
    ブレード形状 コンベックスグラインド
    ハンドルの素材 キャンバスマイカルタ
    ブレードの鋼材 ステンレンス鋼
    価格 5,980円

    この価格で、本革製のシース(ケース)が付属しているのには驚き。

    シースには、8mmのファイアースターターを取り付けられるループもついています。

    FALCON2がバトニングやチョッピングにおすすめな3つの理由

    FALCON2はバトニングやチョッピング用のナイフとしておすすめです。

    1.バトニングに最適なブレード形状

    ブレードの側面が丸みを帯びたコンベックスグラインド。

    FALCON2は、厚み4.7mmのコンベックスグラインドというブレード形状をしています。

    一般的なナイフのブレードは側面が直線的なのに対し、コンベックスグラインドのブレード側面は少しだけ丸みを帯びています。

    バトニングを行なう際は、コンベックスグラインドの特徴的な形状と4.7mmという厚みのおかげで、木を押し広げる力が強く、薪割りを簡単に行なうことができます。

    また、コンベックスグラインドの丸みを帯びた形状は、ナイフが木に食い込んで抜けなくなることも予防してくれるのです。

    2.チョッピングに適したナイフの重量

    ナイフとしてはかなり重たい部類。

    FALCON2の重量はナイフとしては重ための253g。

    実際に手に取るとずっしりとした重みを感じます。

    この重量は、チョッピングというテクニックに活かすことができます。

    チョッピングとは、ブッシュクラフトで使われるテクニックのひとつ。

    木の枝などを縦に割るのではなく、短く切りたい時に利用します。

    チョッピングは、ナイフが重たい方が木に食い込みやすく、早く切断することができるため、253gの重みは非常に重宝します。

    ナイフが重たいため、一見すると荷物が重たくなると思われがちですが、ノコギリなどの代わりになるので、実際は荷物の軽量化に繋がります。

    3.ハードな使用にも耐えるフルタング構造

    強度が高いフルタング構造。

    最後は、ナイフ全体の構造です。

    FALCON2は、フルタングという構造をしており、刃先からグリップの底まで一枚の金属で作られています。

    そのため、薪割りやチョッピングのようなハードな使い方で使用しても、ナイフがグリップから折れてしまうような破損はほとんど起こりません。

    ナイフも一度買ったら長く使いたい道具なので、強靭なフルタング構造は安心です。

    FALCON2を使った薪割り方法

    実際にFALCON2でバトニングを行ない、薪を割ってみました。

    今回は、ホームセンターで購入したアカシアの薪を小割りにします。

    薪選び

    割りにくい薪は、ナイフを傷つける危険性も。

    バトニングで薪を割る際は、薪選びが重要。

    特にアカシアなどの広葉樹はとても硬い上に、節やうねりがあるものも多いです。

    節がなく真っ直ぐな薪を選ぶと、バトニングでも簡単に割ることができます。

    バトン選び

    バトニングという名前の通り、ナイフを上から叩いて薪を割ります。

    そこで必要になるのが、ナイフを叩くバトン。

    僕はその日に使う薪の中から、強度があり、持ちやすい形状のものを選んで使用しています。

    ブッシュクラフト上級者の方の中には、自分で木から削り出して作ったバトンを使用する方もいます。

    ハンマーなどを使用するのもひとつの方法ですが、ナイフが傷みやすいので、可能なら木材のバトンを使用しましょう。

    ナイフを叩く!

    ナイフだけで安定するように押さえましょう。

    ナイフを使い、割りたい薪を立てた状態で保持します。

    この時にナイフの先端が、薪の幅よりも2~3cm程度ははみ出るようにしておきます。

    そして、ナイフの背を真上から叩きます!

    ナイフの先端が2〜3cm程度出ていると叩きやすいです。

    ナイフが完全に食い込んだあと、薪からはみ出した先端部分を叩きます。

    手で割く時はナイフを抜いてから。

    薪が完全に割れるまでナイフを叩いてしまうと、地面の石や岩にナイフをぶつけて刃が欠けてしまうことがあります。

    そのため、バトニングでは叩き切らずに、最後は手で薪を割くようにするのがおすすめです。

    Amazon限定販売!コスパ最高のFALCON2

    今回は、薪割りにおすすめのナイフ、FALCON2をご紹介させていただきました。

    FALCON2は5,980円なので、1本のナイフで考えると安いとは言えない価格ですが、コンベックスグラインドのナイフとして考えれば破格の値段です。

    Amazonで購入できるので海外から取り寄せるような手間もかかりません。

    薪割り用にナイフを探している方は、FALCON2をチェックしてみてはいかがでしょうか。

    私が書きました!
    アウトドアライター
    とむ
    愛知県在住、キャンプやトレッキング、スノーボードが好きな30歳。キャンプギアは徹底的に調べ上げて、後悔のないようにポチります。“好きなことを仕事に”をモットーにフリーランスライターとして活動中。

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