ノルウェーの「ØYO(オヨ)」というメーカーのコンパクトな斧である。同社は、1882年に創業したというから、2022年で創業140年を迎えることになる。本国のホームページを見ると、主力商品はアウトドア用のナイフのようだ。一般的なシースナイフ、フォールディングナイフのほか、キノコ用のナイフ、子供用のナイフなど、さまざまなバリエーションがそろっている。そのほか、木製のカトラリー、ククサ(カップ)、カッティングボードなども売っていて、全体的にあたたかみのあるデザインのものが多い。斧は大小サイズ違いがそろっている。驚くのは、木製のハンドルも長さ違いが単体で売っていること。当地の人たちは、ハンドルを付け替えて、同じ斧をずっと使い続けているのだろうか。さすが、ブッシュクラフトの本場である。
さて、この斧のハンドルはといえば、34cmと短めで、キャンプに持っていきやすい長さとなっている。素材はヨーロピアンアッシュ。北欧神話に出てくる世界樹「ユグドラシル」にもたとえられる聖なる木だ。同じモクセイ科のタモと同様、堅くて弾力性があり、斧のハンドルに適している。くっきりとした木目も美しい。ブレードは硬軟のバランスがよく、研ぎやすい合金鋼を採用している。何度も研ぎ直して、ハンドルがボロボロになるまで、末永く使い続けよう。
9,900円
※この商品は[通販サイト]「大人の逸品」から購入できます。
ØYO アウトドア手斧「ヒュッテ」
https://www.pal-shop.jp/item/A55112003.html